位相差顕微鏡やPCR検査を行い、原因やリスクに合わせた予防を行います
当院は歯周病のリスクチェックを行い、お口の状態に合わせた予防プランを提案しています。位相差顕微鏡を2台導入しており、こちらではお口の中の細菌が活動している様子を見られます。当院ではリコールの度に位相差顕微鏡を使用し、細菌の動画を患者さんごとに保存しております。細菌の増減を記録しながら、患者様お一人おひとりに合わせて、都度予防プランを調整しています。さらにPCR検査(※)も行っており、位相差顕微鏡で見つけることのできない歯周病菌を個数まで調べることが可能です。検査結果を踏まえて、リスクの高い方は3DS除菌(※)を受けることもできます。
くわえて当院では、血液検査のできる環境も整えました。これにより炎症の起きている度合いを測定して、歯周病の進行度を把握することができます。糖尿病に影響すると言われている歯周病において、血糖値を見ながら治療を行えるのも特徴です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診とは)
予防歯科へのこだわり
痛みなどの症状が出にくい歯周病では、治療のモチベーションを維持していくのは難しいことかもしれません。そこで当院は、患者さま自身がお口の状態や治療結果をこまめに確認できるようにしております。
取り組みの一つとして行っているのが、口腔内カメラによる治療前後の撮影です。くわえて位相差顕微鏡を通した細菌の様子も、録画しています。チェアごとにタブレットとPCを置いているので、こうした画像や動画はすぐに手元のタブレットや大きなモニターで見ていただくことが可能です。
また歯と歯茎の間にあるポケットの深さや、歯石の付着状況などもデータ化して、初診時と再診の際にお渡ししています。プリントアウトしたものをご自宅で見返していただけるため、セルフケアの励みにしていただけるのではないでしょうか。
予防目的でご来院される方のため、当院は予防専用の診療チェアを設置しました。できるだけリラックスしてお過ごしいただけるよう、このチェアには歯を削る器具などは置いていません。また、位相差顕微鏡を近くに置き、モニターでお口の状態をお見せしやすくしています。
メンテナンスは、担当の歯科衛生士が対応いたします。同じ歯科衛生士が担当することで、患者さまのお口の変化に気づきやすくなると思いますし、顔見知りのスタッフと繰り返しコミュニケーションを取っていただくことで、より良い信頼関係の構築にもつながると考えました。
通院しやすい環境作りに努めていますので、気兼ねなくお悩みや気になることをお話しいただければ幸いです。
定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることも大切ですが、日々のセルフケアももちろん重要です。当院はブラッシング方法のご指導やデンタルグッズのご案内など、セルフケアへのサポートも行っています。
ブラッシング指導では、患者さまが磨き残しやすい箇所を確認した上で、そこを中心により良い磨き方をアドバイスいたします。また、フロスや歯間ブラシの使い方が分からないという方もいらっしゃいますので、必要に応じてデンタルグッズの選び方や使い方についてもお伝えします。
アドバイスの内容を踏まえてしっかりとセルフケアに取り組んでいただければと思いますが、どうしてもお手入れが難しい部分もあるでしょう。その場合はメンテナンスの際にしっかりフォローして、患者さまと一緒に健康的な口内環境の維持に取り組んでまいります。
ご相談・検査
患者さまがお口の中で気になっていることなどを伺った後、歯周検査を行います。レントゲンや口内写真の撮影のほか、お口の状態やご希望によっては歯科用CTや口腔内スキャナーでの撮影もいたします。
処置
歯科衛生士によるスケーリングでお口の中の汚れを取り除くことで、よりきれいで健康的な口内環境を目指します。
定期メンテナンス
ご希望の方には、3カ月に1回を目安に定期メンテナンスへお越しいただきます。
メンテナンスでは、口内の状態チェックやクリーニング、位相差顕微鏡を用いた口内環境のチェックなどを行い、変化の有無をしっかりと確認いたします。
ネット予約・空き状況確認 |
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