小児歯科の大事な役割の中に、「障がい児・障がい者治療」があります。「身体障がい」、「知的障がい」、「精神障がい」の三つに大別されるのですが、知的障がい、発達障がい、自閉症などではコミュニケーションが上手く出来ない場合が多々あります。当院ではさまざまな配慮を行いながら、就学前のお子さまから成人の方まで時間をじっくりかけて治療に取り組んでいます。
ここでも大事なことは、親御さまとお話をするといったコミュニケーションです。いきなり歯を削ることは、よほどのことがない限りありません。どうしても身体が動いてしまう方には相談しながら、必要に応じてタオルケットで身体をくるんであげてから治療を行うこともあります。そういった方も年齢とともに成長され、じっと治療を受けられるようになり、歯磨きの練習ができるまでになります。
A.就学前の小さなお子さまの健診やほかの病院の紹介も行っております。
就学前の知的障がい児や肢体不自由児の通園施設でも歯科検診を担当させていただいています。検診後に当院を受診されたお子さまが治療後も継続して定期検診を受けられることにより、心身ともに成長していく姿を目の当たりにできる喜び、そして地域に貢献できる喜びを日々実感しています。お口を拝見し、治療を進めていって、どうしても当院で対応ができない場合には、障がい者を担当している大阪大学歯学部や障がい者に対する治療を行っている吹田市民病院を紹介させていただいております。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|
:受付中 問:お問い合わせ -:受付不可 |