お子さまの治療では、歯科医院を嫌いにならないように、お気持ちに親身に寄り添う対応が大切です。治療に慣れるまでは女性の歯科衛生士が丁寧に接するなど、怖い場所ではないとお子さまに思ってもらえるような診療を心がけています。さらに、男性の歯科医師が苦手なお子さまには、女性の歯科医師が診療を担当する火曜日午前の来院をおすすめしています。
また「どうせ生え変わるのだから、乳歯の虫歯は治療しなくてもよい」と思われる親御さまも多いようですが、乳歯の虫歯が原因となり永久歯の形や生える位置に悪影響を及ぼすこともあります。そのため、当院ではできるだけ早期に処置を受けていただくことを呼びかけています。
出っ歯などお子さまの歯並びが気になる親御さまには、骨格から治療する小児矯正をご提案しています。成人になってから行う矯正治療では抜歯を伴うことがほとんどですが、幼いころから取り組むことによって、そのリスクを抑えた矯正ができる可能性が高まります。
また、顎の骨格を大きくすることにより、口呼吸から鼻呼吸へのスムーズな移行を図ることができるので、結果としていびきや無呼吸症候群の緩和なども期待できます。
当院では、毎月第3木曜日に小児矯正を得意とする歯科医師が診療を担当しています。矯正を開始するタイミングはお子さまの口内の状態によって異なりますので、適した時期を一緒に考えるためにも、関心のある親御さまは気軽にご相談いただきたいと思います。
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