たじま歯科クリニック(高槻市)

まずはご来院くださった患者さまのご希望をきちんと聞くことを大切にしています。そこから、今の症状からどのように治療していくのか、どのような選択肢が可能なのかを、わかりやすくご説明させていただきます。患者さまのご要望と医師側から見たご提案とが、お互いに納得できる形で模索して治療を進めていけるように、十分に時間を取らせていただいております。そういった、患者さまの気持ちに寄り添った診療をモットーにしています。

何より、患者さまが抱えているトラブルを改善することを優先的に取り組ませていただくということです。そのために、まずはどんなことでお困りなのかというところをしっかりとドクターやスタッフでお聞きしていきます。その後にどのように治療を進めていくかをお伝えしてから、実際に治療に取り掛かっています。その時点で、痛みを感じている場合は痛みを取ることをまずは優先します。どのような場合であっても、良い状態でいられることを考慮した治療をしていくことを心がけています。

ある女性の患者さまがご来院くださったときですね。歯がとても悪い状態で、ハンカチでご自分の口を押さえられて、歯を見せることすら恥ずかしがっているようでした。そんな状態から治療をさせていただいて、きちんと治療が終わるまで通ってくださったんです。最終的にお口を隠されることもなくなって、いい笑顔になられて。歯科医師としては本当にうれしいことです。

女性の患者さまには個室での診療を喜んでいただいていますね。ほかには足元にブランケットをお掛けするといった配慮や院内で乾燥しすぎないように加湿器を設置している点も当院の工夫の一つです。

お子さまが保護者の方の治療に連れて来られる場合もお子さま自身の治療の際も、当院のキッズスペースのおもちゃで遊んだり絵本を見たりと、ゆっくり過ごせる場所をご用意させていただいております。治療をがんばったお子さまにはお楽しみがあります。毎回楽しみにしてくれて、治療への励みにしてくれているお子さまもいらっしゃいます。

女性のスタッフの場合ですと、当院のシンボルマークがピンク色なので、それに合わせユニホームもピンク色で作りました。開院する以前は青にしていたこともありましたが、冷たい感じがするように思いまして。小さいお子さまからご年配の方まで、どんな年代の患者さまにもあたたかく優しい雰囲気を感じていただけるようにとピンクでそろえました。

当院のスタッフは、優しくて、気さくです。スタッフのなかには子育てをされてきて、長く勤務してくれているママさん歯科衛生士もいまして子供の対応がとても上手です。子育ての悩みですとかいかに子供に歯磨きをしてもらうか、といった母親の目線からのアドバイスなんかも率先して患者さまに話してくれます。患者さまの悩みに親身に寄り添ってくれているところが頼もしい限りです。

私自身は埼玉の出身ですが、高槻の方は素直というか、おおらかな人が多いと感じています。それに、お子さまについて、歯や口腔内のことについての関心がある方が多いと感じています。

大切なのは食生活のことです。砂糖の入った甘いものが虫歯の原因ととらえられやすいですが、単純に甘いものを控えるということではありません。仮に甘いものをほとんど取らなくても、ご飯でもパンでも炭水化物は、結局糖に変わりますから、それが細菌の餌となってしまいます。大切なことは、「規則正しい食事」です。甘いお菓子も食べるのであれば時間を決めて食べることです。ペットボトルのジュースなど今は身近にありますが、少しずつ、何回にも分けて取るということが、歯にとってはダメージが大きくなります。

以前はゴルフを楽しんでおりましたが、最近は忙しいため行えていないです。今はうちの5歳と8歳の子供と遊ぶのが癒やされる時間になっています。家族でいっしょに遊びに出かけたり、映画を見に行ったりしています。とてもリフレッシュできる時間ですね。