お子さまの中には歯科医院を怖いと感じているケースをよく見かけます。このようなケースのお子さまには、治療ができないからと言って無理やり押さえつけて治療するのではなく、まずは歯科医院に慣れてもらうことから始めます。無理やりにやってしまうと、その経験がトラウマとなり歯科医院嫌いになってしまう恐れがあり、お子さまの将来にとって決して良いこととはなりませんので、まずは椅子に座ってもらい歯科衛生士の歯ブラシなどでお口の中を触る練習から始めます。
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子どもの時には乳歯と永久歯が生えかわります。この時よく思われることが、乳歯に虫歯があってもどうせ抜けるから放置しておいても問題ない、ということです。これは大きな間違いで、乳歯の虫歯は永久歯に引き継がれてしまう場合があるので、虫歯の乳歯を放置しておくとせっかくの永久歯も虫歯になってしまいます。特に乳歯は永久歯に比べて軟らかく虫歯になりやすい上に、虫歯の進行が早い歯ですので、乳歯の虫歯にはしっかりと気をつける必要があるとともに、どうせ抜けるからと考えずに虫歯でない場合でも定期的に調べておくことが大切です。
一般的な歯列矯正(※)は、永久歯が生えてきた段階で実施しますが、歯列矯正の前段階として床矯正(※)という顎の骨格の矯正法があります。床矯正は、顎の成長を利用して顎の骨格を広くします。歯が悪くなる原因の一つに、顎に歯が全て並ぶスペースがないために、互いの歯が押し合って歯並びが悪くなるケースがあります。床矯正はこのような結果にならないように、専用の器具を装着して顎を広げて歯を並べる空間を作ります。
床矯正を実施する年齢は、永久歯の生える前に顎を広くして、永久歯の生える準備を行うのでちょうど小学校に入学したての時期に行っています。床矯正を行っておくと、近い将来に矯正を実施する場合に、抜歯する必要がなくなる場合がある上、矯正自体が大掛かりにならずに済む、もしくは矯正自体が必要なくなるケースもあるというメリットが得られます。
※自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
投稿者さんの口コミ (大阪府/30代/女性)
2020年8月 投稿
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よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 経済的配慮 子供への配慮 |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 |
ネット予約・空き状況確認 |
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