歯周病治療の治療内容|梅崎歯科

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住所 大阪府河内長野市木戸西町2-2-1地図

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歯周病治療

歯ぐきの出血やはれの症状から、歯がぐらぐらする方まで幅広く対応できます

歯ぐきの出血やはれの症状から、歯がぐらぐらする方まで幅広く対応できます

歯周病の治療では、まず歯と歯ぐきのあいだのポケットといわれる部分を検査しています。口のなかの所見、レントゲンや模型を使い、現状を確認したあと、歯みがき指導を行い、歯石を除去する歯周基本治療へ入ります。歯周基本治療後の検査結果の状況に応じて患者さまに対して、歯周病の外科治療や再生療法を行うこともできます。治療後は、定期的にメインテナンスで来院していただき、健康的な歯を保てるように定期検診をしています。

定期検診では歯石を除去するだけではなく、個々のお口のなかの状態をチェックし、一人ひとりに合った歯みがき指導をしています。当院では、歯科医院での専門的な予防と患者さまご自身でのセルフケアのどちらも大切であると考えております。患者さまが長期的に健康的なお口の状態を保ちやすくなるようにサポートいたします。

歯周病とは?

成人の多くが罹患しているといわれている歯周病。歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。歯と歯ぐきの境目の清掃が行き届いてない状態が続くと、汚れの中にたくさんの細菌が停滞し、歯ぐきが炎症を起こして赤くなったり、出血したり、腫れたりします。また進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの境目が深くなり、歯を支える骨が溶けて歯が動いてきます。

あなたは大丈夫ですか?虫歯のような痛みがないため軽く受け取られがちですが、放っておくと健康な歯が抜け落ちてしまうこともあるので油断は禁物です。お口の病気の中でも特に歯周病は、自覚症状がほとんどないまま進行してしまう病気ですので、気付いた時には、重度に進行した状態になっていることがしばしばみられます。そうなると治療期間も長くなり費用もかかります。痛くなってから治療するのではなく、大切なのは痛くなる前です。歯ぐきのことでお悩みがある方は、是非一度ご相談下さい。

歯周病治療の流れ

① 歯周病検査

・歯周ポケット検査:歯周病は成人の多くがなっていると言われています。その歯周病の進行度を把握するために、歯と歯ぐきのあいだのポケットの深さを測る検査を行います。

・動揺度検査:歯を器具でつまんで動かし、歯の動きや揺れ (動揺)の大きさを検査します。
歯周病が進行してくると、歯を支える歯ぐきが下がってしまうため、結果的に動揺は大きくなります。

・X線撮影:歯周病が進行してくると、歯を支える顎の骨が痩せていく「骨吸収」を引き起こしてしまいます。この状態を調べるために顎の骨の状態を X線撮影して診断します。

② 歯周基本治療

・ブラッシング指導:歯科医院での歯周病治療だけではなく、患者さまご自身が毎日行う歯磨きも歯周病の改善に重要な役割を果たします。まず染め出し液を使ってどこにみがき残しがあるかをチェックを行い、ただブラッシングの説明をするだけではなく、患者さまとのコミュニケーションも大切にしております。人それぞれ歯並びや歯の形、歯ぐきの状態が違うので、磨き残しをしやすい部分も人によって変化します。患者さま一人ひとりに、歯科衛生士が患者さまに合ったブラッシング方法を指導いたします。患者さまご自身でも予防ができるよう、どの歯ブラシが合っているか、歯間ブラシのサイズは合っているかどうか、フロスの使い方などのアドバイスを行っております。

・スケーリング:歯科衛生士が超音波スケーラーを使ってプラークや歯石を除去します。歯の根を構成するセメント質などは除去しない治療法です。

・ルートプレーニング:スケーリングでは除去できない、歯の根に達した汚れがある場合にこの治療法を行います。歯根の形に合わせて超音波スケーラーや手用スケーラーを用いて治療を行い、歯の根に沈着した歯石やプラークを徹底的に除去します。

③ 再評価

歯周基本治療で、歯周病の症状がどの程度良くなったかを、初診時と同じようにプラーク付着検査および歯周ポケット検査を行います。

④ 歯周病の外科治療

上記までの治療ステップを行っても歯周病が改善されない場合は、局所麻酔下でより深い歯の根の粗造面(歯石やプラークで汚染された歯の根)をきれいにするための処置を行います。なお、歯周病の外科治療を行うか行わないかは事前に患者さまとご相談させて頂きます。
また当院では、歯周病の再生療法も行っております。しかし、すべての患者さまに対して対応出来るものではありません。患者さまの口腔内の状況を診査診断させていただいて、判断させて頂きます。

⑤ メインテナンス

歯周病の治療成果を継続させるためには、歯周病の原因となるプラークと歯石を除去し、その状態を維持し続けることが重要になります。毎日のブラッシングなどホームケアに加え、歯科衛生士による定期的なクリーニングを行うことにより、お口の中が健康的な状態を維持して頂けます。

歯周病の外科治療

【フラップ手術】
基本的な歯周治療が行われた後に症状が改善しない場合、歯ぐきを切開し、深い歯周ポケットに残存しているプラークや歯石などを直接目で確認して除去する外科的処置のことです。

【歯周組織再生療法(トラフェルミン)】
トラフェルミンの成分は細胞を増やす成長因子で、この成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の再生を促進させる治療法です。 フラップ手術で、プラーク・歯石などを取り除いた後に歯槽骨の欠損部にトラフェルミンを塗布し、歯を支えている歯周組織の再生を促します。

喫煙と歯周病との関係性

喫煙者は歯周病になる危険性が高くなると言われています。歯周病は、喫煙本数に関係があり、ヘビースモーカーであるほど歯周病への影響が強くなります。タバコを吸っていると歯ぐきの腫れや出血がわかりにくくなり、患者さま自身が歯周病に気づきにくくなります。実際に治療を始めても歯ぐきの治りは悪く、手術を行ったとしても作用の現れ方が非喫煙者よりも低いです。タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げますし、「ニコチン」は、血管を縮ませるので歯ぐきの血行が悪くなり、体を守る免疫の機能も低下させ、歯ぐきが酸欠・栄養不足状態になります。その結果、歯ぐきの細菌に対する免疫力が下がって歯周病になりやすくなります。また禁煙することにより歯周病リスクが下がるとも言われています。

導入している機材・薬剤

・超音波スケーラー

当院では、クリーニングや歯石除去に欠かせない機械として、サテレック社製の超音波スケーラーを導入しております水を出しながら超音波振動で歯の表面の汚れや歯石を除去していきます。歯石除去は痛みを伴うものというイメージをお持ちの患者さまが多く見受けられますが、症状に応じてチップの大きさを変えることで、患者さまの治療中の痛みを抑えられるように努めております。

・トラフェルミン(保険適応の再生治療)

日本で開発された新薬がこれから期待される再生療法に保険適応されました。歯周病が進行すると、プラークや歯石による炎症で、歯ぐきが痩せていき、歯を支える骨が失くなっていきます。しかし、一度失くなってしまった歯を支える骨は元に戻せないため、再生治療が注目されてきました。2016年12月、「トラフェルミン」という、歯周組織再生剤が発売されました。現在、このトラフェルミンを使用した再生治療が健康保険で受けられるようになっています。 トラフェルミンの主成分は人間由来のたんぱく質を人工的に生産したFGF-2です。FGF-2は、体の中で傷を治す時などに放出される成長因子です。1990年代から再生を促す作用が着目され、当初は皮膚に出来る床ずれなど治りにくい傷の治療薬として開発が進められました。その後、骨の再生にも作用があるとわかり、日本で歯周組織の再生治療用に実用化する研究が進められ、10年以上にわたって歯周組織再生剤としての有効性が確認されてきました。
当院では、トラフェルミンを使った再生療法を行っております。しかし、すべての患者さまに対して対応出来るものではありません。患者さまの口腔内の状況を診査診断させていただいて、判断させて頂きます。

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