噛み合わせの形は、永久歯が生えそろった時点でおおよそ決まっています。大人になるにつれて自然に整うわけではありません。
噛み合わせが乱れている方の中には、その状態が普通になってしまっているため、ご自分では何が問題なのか分からないという方が多く見られます。そのため、虫歯や歯周病の治療にご来院いただいて初めて、不正咬合だと知る方もいらっしゃいます。
80歳になっても20本以上の歯を保っている方の多くは、噛み合わせに問題がありません。噛み合わせは、それほど歯の寿命に影響を与える要素なのです。したがって、どんな治療をするにしても、しっかりと噛めるお口をつくることが目標になります。
噛み合わせ治療では、歯の高さを左右で揃えていく処置を行います。
人間の身体は左右対称にできていて、目も鼻の穴も耳も左右があるように、歯も左右でワンペアです。片方が残っていれば噛めるような気がしますが、どちらかが悪くなれば、反対側にも負担を強いられ、そちらも悪くなります。
そういった原因を突き止めてお口のバランスを改善し、左右で噛める状態をつくるのが噛み合わせ治療です。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|