予防歯科の治療内容｜萱島駅前歯科クリニック

お口の健康は、口にするもの次第で左右されます。そのため当院では、管理栄養士による食生活のアドバイスも行っています。管理栄養士の知識を活かして、具体的な提案ができるのが強みです。

0歳～８歳まではお子様の今後の成長において非常に重要な時期となります。虫歯の予防だけでなく、この時期の食生活や生活習慣は脳や胃、腸の消化機能発達に影響するだけでなく、将来の歯並びや嚥下（飲み込み）などのお口の正常な機能の獲得にも大きく影響が出てきます。これらの機能が正常に獲得できていないお子様が現在非常に多く、大人になってから非常に苦労している方が多く見受けられます。この時期の過ごし方如何でお子様の将来が大きく変わってしまうのです。しかし、この時期の子育ては非常に難しく、共働きが増えている昨今、お母様がすべてを担うのは至難の業。だからこそ、萱島駅前歯科はそんな日々忙しくするお母様をサポートするために、この時期のお子様専用のプログラムを用意しております。どのような姿勢で授乳させると歯並びに影響するのか、どのようなタイミングでどのような食べ物を食べればいいのか。虫歯になりやすい食生活とはどのようなものなのか。お鼻で呼吸すること、姿勢が大切な理由は何なのか。こういった一見誰でもやっている日々の行動の積み重ねによって、将来お子様が健康で過ごせるか、生活習慣病にかかり、最終的には辛い思いをしてしまうかが分かれてしまいます。

近年虫歯の数は減少傾向にありますが、歯ならび・かみ合わせの悪いお子様がどんどん増えています。悪い生活習慣や習癖によって発育に問題が生じると、アゴや歯にも異常が生じます。歯並び（歯列）やかみ合わせ（咬合）が悪いと、咀嚼に影響が出るだけではなく、歯が重なる部分の清掃が難しくなり、虫歯等に罹患するリスクが高くなる可能性があります。虫歯や歯周病、お口の機能に問題がある場合は、その原因取り除く必要がありますが、しっかり原因を除去できるのはこの時期だけになります。一生涯の中でとっても大切な時期ですので、お子様のためにも受診するようにしてください。

【このようなお子さまはお口の悪い癖があるかも！？】
・お口がぽかんと開いている
・唇が乾燥しやすい
・滑舌が良くない（サ行・ラ行など）
・いびきをかく・風邪をひきやすい
・笑ったときに歯茎が見える
・口を閉じたときに顎にしわがよる

お子様に上記のような癖はありませんか？歯並びなども含めて気になる事があればお早目にご相談ください。

成人の方で多いのはやはりお仕事でお忙しく生活習慣や食生活が乱れることではないでしょうか？それに伴い体型を気にされる方や運動不足にお悩みの方もよく見られます。また、ライフスタイルの変化が多い時期ですので、ストレスを受けやすく口腔内だけでなく全身の免疫バランスも崩れやすくなります。

この時期はライフスタイルに沿って無理なく実践できることを継続することがとても大切です。パーソナル健康サポート（4回11,000円）を受けられた患者さんの中には、虫歯や歯周病の予防だけでなく、肌や体質、体型などが改善された方もいらっしゃいます。

もちろん健康な方も多くいらっしゃいますが、残念ながら高齢者の方は上記の生活習慣病に加え、歯がだめになってしまいしっかりとお食事ができなくなってしまっています。お口の機能が低下してしまうとお食事からの栄養の摂取も偏りができてしまい生活習慣病の悪化につながります。そこで当院ではまずお口の機能を患者さんと相談のうえで可能な限り治療に努めます。
噛めないことで、軟食傾向になりしっかり栄養が摂れない状況が続いてしまうことにより低栄養状態になります。そうなると活動量が減って筋肉量も落ちやすくフレイルの状態に陥りやすくなります。
フレイルとは「健康な状態と要介護状態の中間」を意味しており、症状に合わせたサポートをすることで健康な状態にすることができると言われています。
まずはしっかり噛めるようにしていくことが重要です。そのうえで入れ歯なら入れ歯で噛めるような食べ物でしっかり栄養摂取できるように、インプラントならそれまでの噛めなかった時に摂取していた柔らかいものだけではなくしっかり咀嚼して栄養摂取できるようなサポートを行い、フレイル予防にも努めます。

生活習慣病の方や生活習慣病予備軍の方はもう手遅れなのかというと、そうではありません。当院では、特に生活習慣病になる直前の予備軍の方、未病と言われるステージの方へのアプローチに力を入れています。歯科視点で考えると生活習慣や食生活の乱れは
う蝕（虫歯）/ 歯周病/ 歯を失うことによる咀嚼機能の低下
につながると考えられます。また、咀嚼機能の低下は「低栄養」にも陥ります。

歯科疾患と生活習慣病を結ぶ三つの代表例
・糖質過剰摂取による高血糖⇒Ⅱ型糖尿病への移行が示唆される
・炎症物質による糖質代謝阻害／脂質代謝阻害
・咀嚼機能低下による栄養不足／カロリー過多

このように虫歯、歯周病や入れ歯の不調、歯を失うことなどによる咀嚼機能の低下は、低栄養に陥る大きな原因の一つです。萱島駅前歯科では、“歯周病は動脈硬化の未病、虫歯は糖尿病の未病”と考え、患者様の血管を守る生活習慣や全身の代謝治療までを視野に入れる…歯科視点からの健康管理の在り方について提示します。