3歳、6歳、9歳と、お子さまの成長に合わせた小児矯正を行います
小児矯正と一口に言っても、その目的や治療方法、治療が必要になる原因はさまざまです。
小児矯正の治療対象となることが多い「受け口」も、遺伝的な理由である場合もあれば、日々の習慣などが原因となることもあります。また、顎が小さいことが原因で永久歯がまっすぐ生えずにガタガタになってしまう例も多く、そのようなケースでは6歳くらいまでに矯正を始めることをおすすめしています。
顎の成長は5歳半くらいまでが目安だと考えています。そのため、それまでに矯正治療で歯が並ぶスペースを作っておけば、大人になってから矯正しなくてはならなくなるリスクを減らすことができます。
お子さまが受け口であったり、噛み合わせが良くなかったりといったケースでは、親御さまが見ても気が付かないこともあります。しかし、歯科医師が診察すれば原因を診断できますし、お子さまの年齢、成長の状態に合わせた治療方法や矯正装置をご提案できます。
当院は、お子さまが楽しく通院いただける院内の雰囲気づくりに力を入れています。お子さまの歯とお口まわりの健康のために、また、永久歯に生え変わってからの心配や負担を減らすためにも、当院までご相談ください。
当院の小児歯科のコンセプトは「テーマパークより楽しい歯科医院」です。楽しく、明るく、小さなお子さまであっても自分から通ってくれるように、優しく接するように心がけています。
最初の通院は、お子さまは不安でいっぱいでしょう。そんなお子さまに無理やり治療をしたら、恐怖心を植えつけてしまいかねません。お子さまにはご自分から治療に前向きになっていただきたいと考えています。
そのため、スタッフも歯科医師もお子さまへはいつも笑顔で元気よく接し、ちょっとしたことでも「ありがとう」「すごいね!」とほめることを大切にしています。
また、小さなお子さまの場合は「最初はイスに座るだけ」というように少しずつ慣れてもらうこともあります。お子さまの健やかな成長とお口まわりの健康のために、ぜひ親御さまにも、当院と一緒にお子さまを応援していただきたいと思っています。
小児矯正は、一度治療を受けたらそれで終わりになるとは限りません。
もちろん乳歯のころから治療することで、その後の歯並びが悪くなるリスクを減らすことが小児矯正の目的でもあり、メリットでもあるのですが、永久歯になってからも歯のメンテナンスやお口のケアは続けることが必要です。
当院は1991年の開院ですが、当時6歳だったお子さまが、大人になった今も通院してくださっている例もあります。長きにわたって診療してきたからこそ、矯正治療の結果をしっかり見届け、大人になってからのケアもしっかりと行うことができると自負しています。
また、現在通っていただいているお子さまの成長予測や治療計画にも役立っていると思います。矯正治療をきっかけに、お子さまの成長を見守る「かかりつけの歯科医院」として長く通院していただきたい思っております。
お子さまの矯正治療でも、精密検査では成人の矯正治療で使う機器と同じものを使います。口内写真はもちろん、「セファロ」と呼ばれる矯正治療用のレントゲンで頭部を撮影していますし、顔の形などを外から観察することもあります。
これらの検査を通して、歯や顎の形や位置を詳しく確認したうえで矯正治療の計画を立てたり、ゴールを予測したりしています。また、お子さまの成長や矯正治療の進み具合の確認、経過観察にも役立てています。
さらに、歯科用CTの撮影によって、生えてくるべき大人の歯が歯茎に埋まっていることが分かった場合は、院内で外科的処置を行うこともできます。
このような専門的なこともていねいに親御さまにお伝えし、ご納得いただいてから治療を進めてまいりますので、小さな疑問でも遠慮せずにご相談ください。
診断・お見積もり
お子さま・親御さまのご相談を受けてお見積もりを作成します。虫歯の検査も含めて基本的な検査を行い、ご説明いたします。お子さまの場合、最初のうちはキッズスペースで遊んでいただいたり、矯正用の器具で一緒に遊んだりしながら少しずつ練習していき、十分に慣れてからの治療開始となります。
精密検査
セファロレントゲンの撮影、口内写真の撮影などを行い、治療計画を立ててご説明します。同意いただいたうえで治療スタートとなります。不安などがあるときは、何回でも相談ください。
装着
お子さまにあった矯正装置を装着していただき、不具合がないか確認します。
調整
1、2カ月に1回のペースで通っていただきき、治療経過を確認します。状態を見ながら装置を調整していきます。
保定
終了後は6カ月に1回のペースで通っていただき、後戻りがないかなどチェックいたします。歯科衛生士によるメンテナンスを希望される場合は、3カ月に1回ご来院いただきます。
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