さかの歯科

患者さまが「治療ではなく予防のために行きたい」と思える歯科医院を目指し、「親切丁寧な説明・痛みや怖さが少なく、できるだけ歯を抜かない治療」を行うことを、診療のモットーにしています。

歯科医院に対して、痛い治療をされたり、抜歯されるのではないかと不安になったりと、あまり良いイメージがない方が多いと思います。しかし、歯が痛くないタイミングで、予防するために定期的に通院していただければ、痛い治療をする必要もなくなりますし、費用を抑えることにもつながります。このような考えを踏まえ、何もなくても通院しようと思っていただける場所を目指して、リラックスできる診療を心がけています。

1997年の開業以来変わらないことは、患者さまに予防の大切さをお伝えしてきたことです。開業当初は、世間的にも予防に対する意識があまりありませんでした。最近は定期検診に通う重要性などが認知されて、多くの方に「治療に至らせないことが歯を守るために大切」だという認識を持っていただけていることを、喜ばしく感じています。

変わったことは、歯科治療についてより分かりやすい説明ができるようになったことです。以前、私の友人に「歯の治療は何をされているのかよく分からない、だから怖いし、痛いような気がする」と言われたことがあります。その言葉をヒントに、現在では説明時にアニメーションやお口の中の写真を使用して、より分かりやすい説明ができるようにしています。

補綴治療によって噛めないストレスや見た目のコンプレックスが改善すると、治療前後の変化が分かりやすいこともあり、患者さまに大変お喜びいただけます。患者さまの笑顔を見たいという想いから、大学病院ではかぶせもの・つめものやインプラント（※）などを行う補綴科に在籍し、力を入れて学びました。

開業から現在までは、歯周治療についてコツコツと学んできました。たとえ良いかぶせもの・つめものやインプラントを入れても、歯周環境が整っていなければ、すぐに歯が抜けたり、壊れたりしてしまいます。患者さまと私自身が納得できる治療をするためには、補綴と歯周のどちらも大事だと考えて、この2つに力を入れました。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院のスタッフ達の自慢できる点は、いつでも患者さまに笑顔で接してくれることです。歯科医院というのは、病院の中でも特に行きたくない場所だと思いますので、当院が「怖くない歯科医院」であると患者さまに思っていただけるような対応を心がけてくれていることに、日々助けられています。接遇だけでなく、歯科衛生士としてクリーニングやブラッシング指導などの技術を日々切磋琢磨してくれていることも、喜ばしいです。私が立てた方針に共感して一緒に目指してくれることに、院長として誇らしさを感じます。

お口の治療の様子は、患者さまからは見ることができません。そのため、明確な説明をしてくれる歯科医院が良いと思います。

また、痛みに対する配慮が少ない歯科医院に、何度も通いたいと思う人はあまりいないため、長く通うためにも、痛みが少なく気軽に通える環境であることが重要ではないでしょうか。

現在行っている「治療ではなく、予防のための通院」を、今後も継続して皆さまにお伝えしていきます。また、私が研鑽を積んでいる、補綴治療による美容診療・インプラント治療・入れ歯作製なども患者さまから多くのニーズがあるため、意欲的にご提供していきたいです。あと10年～15年の歯科医師人生ですが、新しい技術を取り入れる姿勢を忘れず、いつまでも年齢による衰えを感じさせない歯科治療のご提供を続け、できることは全てやりきって終わりたいと思います。