矯正治療は、装置の装着だけではなく、日常生活の見直しが重要です
小児矯正の目的は機能性の向上であり、お口の中を大きく広げ、舌が自由に動けるスペースを作ってあげることが治療の特徴です。
また、当院では、小児矯正治療とは正しかったはずのあるべき状態へ戻すだけであり、矯正装置はあくまでも補助的な存在だと考えています。治療によって、お子さま一人ひとりが元々持ち合わせている成長状態へ戻るように後押しするものです。
そのため、正しいとされる姿に成長していない原因を追究したうえで日常生活を見直さないと、機能は元に戻りません。ぜひ、原因追究から一緒に取り組みましょう。
親御さまには、小児矯正は将来のお口トラブルを軽減するための投資だとお考えいただければ幸いです。お口の機能を守りながら見た目も整え、予防を前提とした総合的な治療をご提供しますので、いつでもお声かけください。
当院は、無理やり押さえつけて治療することはございません。歯科医院に対して恐怖心が生まれると、将来まで歯科医院嫌いになってしまうからです。
そのため、できる限りトラウマが生じないように心がけています。まずはしっかりコミュニケーションを図りながら、器具を見る、器具に触れる、診療台に座るなどのトレーニングから始めて、当院の雰囲気に慣れることから始めましょう。
当院では、何歳のお子さまであろうと一人間として対応しています。特別扱いするわけではなく、一人の患者さまとしてていねいに接しますので、お子さまの精神的な成長にもお役立てできるかと思います。
自分自身ではまだ管理しきれないお子さまの治療は、ご家族皆さまのご協力が重要です。
そのため当院では、お子さま自身だけではなく、ご家族全員の合意を確認したうえでしか治療に進みません。より良いゴールへ向かうには、装着時間を守ることはもちろん、日々の口腔ケアなどさまざまな管理が必要です。
その管理をぜひ親御さまが担ってください。矯正装置はあくまでも補助的な道具であり、その道具をきちんと装着しなければ治療する意味がなくなってしまうからです。
これらのお話を治療前にしっかりお伝えしますので、一旦ご家族皆さまでご検討いただいたうえで段階を分けながらステップを踏んでいきましょう。
小児矯正は、将来歯科医院に通わなくていい状態を作ることが目的です。そのため当院では、治療への取り組みは将来への種まきだと考えています。
担当する歯科医師やスタッフは実際に子育て経験がございますので、親御さまと同じ気持ちでお子さまに対応しながら矯正治療を行います。また、親御さまとも同じ目線でお話しできるのではないでしょうか。
できる限り歯を残すためには、自分の健康は自分で守るという意識が欠かせません。そのように、健康観を創造するという概念をお子さまのうちからお持ちいただけるように努めますので、ぜひ同じ気持ちで歩みましょう。
問診・ヒアリング
歯並びの状態を確認し、親御さまとお子さまにお口のお悩みやご希望をお伺いします。その後、矯正治療の流れ、治療に必要な費用や通院期間についてご説明します。
精密検査
歯型を取り、お口の中の写真撮影を行います。必要に応じて、お口全体を立体的に撮影できる歯科用CTを使って、お口の様子をより細かく把握していきます。
治療計画の立案
検査結果を基に治療計画を作ります。作成後、お子さまと親御さまに治療内容をご説明し、ご理解・ご納得いただいたうえで矯正治療を開始します。
治療開始
お口のクリーニングを行った後、装置を取り付けます。矯正中は歯磨きがしづらく、虫歯や歯周病のリスクが高まる傾向にあるため、ブラッシング指導もしっかりと行います。
調整
矯正治療の進行チェックや装置の調整、クリーニングを定期的に行います。調整を怠ると通院期間が長引き、処置の結果にも影響を与える可能性があるため、きちんと通院していただきますようお願いします。
保定・メンテナンス
矯正治療後は、歯並びの後戻りを防ぐための保定装置をお渡しします。また、お口を健康な状態に保つために、定期的に来院いただき、虫歯・歯周病の確認やクリーニングを受けていただきます。
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