再発防止のために予防が大切です
治療を終えた患者さまが、再び同じ苦しみを味わうことのないよう、予防にも力を入れています。予防で特に大切なことは、歯茎のマッサージです。歯周病の原因は歯ではなく歯茎にあります。歯茎が慢性炎症を起こしている間は痛みに気づきませんが、急性になると痛みを感じるようになり、膿を出すために出血が起こります。それを予防するためには、ブラッシングで歯茎をしっかりマッサージして血流を促進し、代謝を上げることです。通常のブラッシングでは8割ほどしか良い結果が得られないため、定期的に検診に来ていただくことをおすすめしています。
お子さまの虫歯予防には、親御さまの協力が欠かせません。お子さまのお口の中を確認している間、親御さまに自宅でのケアについてご指導いたします。また、ブラッシングについてもお子さまに直接指導を行い、まずはご自身で歯を磨いていただきます。歯を磨くことを覚えたら、次は歯茎をマッサージする大切さについてお伝えします。成長期の歯と歯茎をしっかりとケアすることで虫歯を予防いたします。小学生や中学生のお子さまには、親御さまだけでなく、お子さま本人にも治療のことや、今後のケアについてお伝えします。お子さまご自身に歯の健康に興味を持っていただけるよう、取り組んでいます。
日本人が歯を抜く理由の8割は歯周病であることをご存知ですか。歯が揺れるようになってから来院される場合、抜くしか方法がない場合がほとんどです。歯は、体の栄養となる食事のために必要な骨であり、そのほかにも話をするときや緊張で歯を食いしばるときなど、体を支えることも多く、全身の健康と深く関わっています。それほど歯というものは重要なものになります。そのため、「80歳になっても20本以上の歯を残そう」という目標を掲げた8020(ハチマルニイマル)運動もあります。当院もこの活動のように、お越しになる患者さまに80歳を過ぎても元気な歯が20本以上残っている、健康な体を保っていただくために、少しでもお役に立ちたいと願っています。
お子さま、親御さまからしっかりカウンセリングして治療計画を立てます
お子さまの治療を始めるとき、親御さまがそばにいて見守っていることがあります。お子さまが不安にならないように、また、何かあればすぐに手を差し伸べたいと思う親御さまの気持ちが伝わります。ですが、治療中はお子さまの自立を促すことに適した場面でもあります。痛い、怖い、と思ってもすぐに親に頼ることなく、自ら心を落ち着かせる努力をすることで、治療後、自信に満ちた顔をされるお子さまも少なくありません。親御さまが不安になっていると、お子さまも不安になってしまいます。「ここに来たらもう大丈夫!」と親御さま、お子さま、双方から頼りがいのある技術を提供し、しっかりとお預かりいたします。
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