たかもり歯科医院

歯科医師としてやりがいを感じるのは、歯が痛いと来院された患者さまが痛みが治まってホッとして帰られるときですね。それと、インプラントで新しくセラミックの歯を入れた方が、「きれいで噛みやすい」と喜んで下さっているのが分かったときですね。インプラントを初めて施術される方は、やはり心配なんですよ。施術は院長である私が行いますが、その後調整も終わってケアになると歯科衛生士が診ますので、その時には新しい歯に慣れて感想をおっしゃるんです。
それを伝え聞くと、やはり嬉しいですね。

もうひとつ、スタッフの皆さん仲が良くていい雰囲気ですね、と言われるのも、当院のめざすところが実現できているということですから、そういう組織づくり、チームが出来ていることも嬉しく思います。

昭和の時代に歯医者に来られた方は、歯医者に対して「怖いところ」「待ち時間が長い」という印象を強く持たれている場合が多いのですが、現在の歯科医院は、大きく変わっています。
昔はそれこそ説明抜きで歯をいきなり抜くような面もあったようですが、現在はできるだけ歯を抜かずに口腔内の衛生状態を良い状態で保つことです。
そういう意味では、歯が痛くない方でも気軽にお口の中のチェックにおいでいただければと考えています。医院の敷居を低く、というのもそういう患者さまが来やすいようにと考えてのことです。
とはいえ、まだ歯が痛いからと来院される方が多いのは事実。しかし、その後もしっかり検査に通っていただき、気になることがあれば遠慮なく相談いただければと思います。

なんといっても歯科衛生士を中心としたスタッフの対応の良さですね。もちろん、知識や技術などのスキルも高いですし、向上心も高いスタッフです。院全体でのミーティングは月2回、医院の休日に開催しています。その日は説明の練習や新しい技術や知識の共有も行っています。患者さまに説明する際に必要なものがあれば、話し合って用意をします。

仕事の合間では参加できないスタッフが出たり、中途半端になってしまうので、このようにしています。

日々スキルアップを図っていますので、患者さまのお口のお手入れでも常に新しい情報でケアすることができます。そのせいもあってか、患者さまの反応は男女を問わず良いですね。これこそが当院の強みと考えます。

きっかけは、たまたま届いた無料説明会の案内メールだったんです。行ってみると、細かく技術が定められていて、これは担当する歯科衛生士さんにとっても強いやりがいになるのではないかと考えました。
予防歯科も歯科衛生士の腕の見せどころですが、クリーニングやホワイトニングを行なう歯科医院は多くても、「デンタルエステ」となると、まだまだ導入している歯科医院は少ないはずです。

当初は女性の患者さまが多いかと思っていましたが、当院では4割ほどが男性の患者さまです。リラックスしたままで歯もきれいになるので、患者さまにも心地良いのではないでしょうか。
「いつの間にか寝ちゃった」と笑顔で帰られる患者さまを見るのは、歯科衛生士の腕の良さでもあり、彼女たちの喜びにつながっています。

虫歯で傷んだ歯を削って詰め物をして終わり、という歯医者ではなく、その後はもう1本も抜かずに済むようにその患者さまのお口の中を見せていただく「街の歯科相談所」でありたいですね。
そのためには、みなさんに「虫歯」ではなくて、もはや国民病とも言われるほど蔓延している「歯周病」についてしっかり認知して治療し、予防することが大切です。ご来院いただいている患者さまから歯周病について理解を深めていただき、まずはこの地域のデンタルIQを上げていければと思います。知っているといないとでは、その方のお口の中は大きく変わってしまいますから。

スタッフは今後とも地域の患者さまと寄り添って、雰囲気の良いチームで取り組んでおります。