ごとうデンタルクリニック

1日でも長くご自身の歯で噛んでいただけるように、「お口の一部分だけではなく、全体を考えた治療を行うこと」をモットーにしています。
例えば虫歯の痛みで来院された方には、痛んでいる箇所への処置を行うだけでなく、「なぜ虫歯になってしまったのか」という原因を探っていきます。具体的には歯並びの乱れがないかどうか、磨き残しをしてしまう箇所があるのではないか、歯茎の状態に問題はないかなど多角的な視点から観察して今後の治療に役立てます。
治療回数を減らすことが歯の健康寿命を延ばすことにつながるため、再治療を必要としない治療となるよう努めています。

患者さまの「痛み」を、なるべく早く解消してあげられるように心がけています。また、痛みが発生している箇所や原因についてしっかりと説明を行い、それ以外の箇所についても現状を知っていただくようにしています。お話をさせていただく中で、少しでもご自身のお口について興味をもっていただけると嬉しいです。

歯周病とインプラント（人工歯根）治療（※）です。理由は、日本人の寿命に対して歯の寿命が追いついていない現状があると思ったからです。人間は加齢や生活習慣によりお口の中の環境が少しずつ変わります。歯の寿命を延ばすためには、歯を支える組織の健康な状態を保つことが必要です。治療に人工歯を使用する場合でも、細かくカスタマイズした人工歯を作製・使用することがお口の健康維持につながります。また、バランスの良い噛み合わせがお口全体の良好な状態を長持ちさせることから、歯の健康寿命を延ばすためには、足りないところは補い、残っている歯を維持するための歯周病ケアをきちんと行うことが大事です。
皆さまの歯を1本でも多く残し、より健康的な口腔環境を維持するために、これからも向上心をもって進んでいきたいと思っています。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

「世の中に先生と呼ばれる職業はたくさんありますが、先生と呼ばれる以上は人に何かを伝えられるように勉強していきましょう」という趣旨の言葉を、先輩方からいつも教えていただきました。最初は何となくしか分からなかった言葉でしたが、絶えず同様の言葉をいただきながら指導を受けていくうちに、次第に「よし！頑張ろう！」という気持ちになっていったのを覚えています。私の意識に変革をもたらしてくださった先輩方との出会いは、歯科医師として歩んでいく私にとっての大きなターニングポイントだと思います。

私の父は歯科医師です。幼いころに見ていた父の背中はとても大きく、患者さまを見つめる瞳はとても優しかったのを覚えています。私はそんな父親の背中を追うようにして、この場所での開業に踏み切りました。自分自身の故郷で医療に携われることは、とても光栄です。これからも誠実な治療を心がけ、幼いころに見ていた父の背中に少しずつでも近づいていけるように頑張ります。

「チョコレートはだめ」「クッキーはだめ」というように、あれこれ禁止するのではなく、食生活とお口のケアのバランスをとることに重きを置いてほしいと思います。例えば、食べたら歯磨きをする習慣をしっかりとつけるとか、おやつは時間を決めて与えるなど、家庭でのルールを決めてしっかりと取り組んでほしいです。また、自分で歯磨きが行えない年齢のお子さまについては、親御さまの仕上げ磨きの習慣化も大切です。さらに、虫歯が見当たらなくても定期的にチェックを受けたり、歯磨きの仕方を確認してもらったりすることも大切です。成長が著しいお子さまのお口は日々変化しています。成長に即した対処が必要な場合もございますので、定期検診を欠かさず受けていただくことを強くおすすめします。