治療内容｜にしぼり歯科医院

どの患者さまでも、ご自身のお口の中のことは、あまり他人に知られたくはないと思います。中にはコンプレックスに感じている方もいらっしゃると思います。そこで当院では、患者さまのプライバシーを考慮して、五つある診察スペースをすべて完全個室としました。

ついたてや簡単な仕切りで診察台を隔てるのではなく、お部屋一つひとつを壁や扉で区切り、きちんと独立させています。そのため、診察中の歯科医師やスタッフとの会話、治療の音などが、別の患者さまに漏れることは決してありません。

周囲に気兼ねすることなく、口の中の悩みを打ち明け、相談していただけると思います。外部の様子や人の気配が分からない、孤立した雰囲気が好きではない方もいらっしゃるかもしれません。ですから、通路側にはガラスを多く使用して、すがすがしく一体感のある雰囲気になるように工夫をいたしました。

当院の診療室には説明用のモニターのほかに、液晶画面がもう一つあります。これは患者さま用のテレビです。リモコンも置いておりますので、どうぞ好きな番組を自由にご覧ください。診察をお待ちいただいている間だけではなく、治療中もテレビはそのままにしていただいて構いません。もちろん、治療時はいすを倒しますので、画面を見ることはできませんが、引き続き音声はお楽しみいただけます。

各診察室にテレビを設置していることには理由があります。治療中の気持ちを少しでも楽にしていただくためです。歯の治療をしている間は、患者さまは何が行われているか見ることができません。そのため歯の治療を「怖い」と感じられる方もいらっしゃいます。静かすぎる診察室では、歯の治療の際に出るさまざまな音が気になり、それに神経が集中して、より恐怖心が増してしまうかもしれません。少しでもテレビの音声が耳に入って、そちらに関心が向いていれば、怖さも軽減されるのではないか考えました。

さらに、診察時に座っていただく診察台のいすも、できるだけリラックスしていただけるように、座り心地の良いものをこだわって選んでいます。「すべては、患者さまのために」のモットーはこういった部分にも反映しています。

「歯につめ物やかぶせ物をして、それが目立つのはちょっと嫌だ」「あまり時間やお金をかけたくはないけど、見た目が良いものがいい」という患者さまに、当院でおすすめしているのが、「セラミック治療システム」を使った治療です。

これはドイツの技術で、コンピューター制御で歯の修復物を設計・作製するCAD／CAMシステムです。まず、3D光学カメラを使って患部をスキャンします。そうすると患部の歯列がモニター上に再現され、その後で、コンピューターの3D画面で修復物が設計されます。そのデータを、セラミックブロックを削るミリングマシンに送ると、修復物が作製されるというものです。

歯が持つもとの美しさと機能を取り戻すことを目指すのが、美容診療です。美容診療と一言でいっても、ホワイトニング（※）、インプラント（※）、歯列矯正（※）などさまざまな方法がございます。お悩みの内容によって手段を選び、時間やコスト面についても検討していただくのが良いと思います。

例えば、笑うと金属部分が見えてしまうのが気になる場合には、金属のつめ物の代わりにセラミックのつめ物（※）がおすすめです。歯を白くして印象を良くしたいのであれば、薬剤を歯に塗布するホワイトニングなどの施術も良いかもしれません。具体的にどんなお悩みをお持ちなのか、ご相談ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

インプラント治療（※）に関しても、十分な説明を行ってから治療に進んでいます。インプラント治療とは、失った歯を取り戻すことです。インプラントの埋め込みは一般の歯科診療とは異なり、口の中の手術です。その後の定期的なメンテナンスも必要となります。「担当するのは常勤の歯科医師かどうか」「明確な価格設定か」「メンテナンスや保証がしっかりしているか」など、十分考えて歯科医院を選ぶ必要があります。

当院は、CTレントゲンを導入しており、院内で3Dの立体映像を撮影して、精密治療をスムーズに行うことができます。また、当院は平日の夜も土日も診察を行っていますので、通院にも便利だと思います。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。