患者さまに合わないつめ物を入れてしまうと食べ物をうまく噛めなくなったり、歯が痛くなったりしてしまいます。補綴には機能的な側面と外見的な側面があり、その両方を納得させる治療でなくてはならないと考えています。
当院は二つの側面を踏まえ、患者さまへ糸切り歯から二つ目の奥の歯まで「白い歯」にできるハイブリッドレジンという材料を推奨しています。
また、つめ物の加工の場合、昔は歯科技工士が手作りで作っていたため気泡が中に入り、強度が弱くなる場合があったため奥歯には使えませんでした。今は機械でつめ物を3次元で削り出す方式のため、より患者さまに合ったつめ物が出来上がります。
補綴は金属アレルギーの患者さまもいらっしゃるため、できる限り金属は使わないようにしています。それは、金属アレルギーはお口の中の金属がイオン化して引き起こされ、銀や金でさえも金属アレルギーを訴える患者さまもいらっしゃるためです。
強度や見た目に配慮されたハイブリッドレジンは、プラスチックを硬くしたものです。着色しやすい点や傷が付きやすい点など欠点があります。患者さまの生活によって(たばこやワイン、コーヒーなどで)黒ずむ場合や、黄ばむ場合があります。
もし変色する原因を回避できないようであれば、セラミック(※)を推奨しています。見た目と強度を求めるのであればセラミックですが、自由診療となり患者さまの費用負担が増えてしまいます。
当院はカウンセリングの際に保険適用と自由診療の両方を説明しています。患者さまは自身に合った治療法と材料を選んでいただけます。
※自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
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◆GW休診日のお知らせ
4月28日(日)・29日(月)・5月3日(金)~6日(月)は休診とさせていただきます。
なお、5月2日(木)は、18時まで診療いたします。