歯科口腔外科の範囲は幅広く、親知らずの抜歯や顎関節症の治療などがあげられます。親知らずはすべての人に生えるわけではありません。中には、最初から親知らずがない方もいらっしゃいます。また親知らずは必ず抜歯するものではなく、歯ブラシが届きにくい生え方の場合や虫歯や歯周病になる可能性が高い場合は、抜歯が必要だと考えます。親知らずは、その他の歯を失ってしまった場合にブリッジの土台や歯の移植に利用できることがあるので、気になったらまずはご相談ください。しっかり検査を行ったうえで、抜いたほうがよいのか、抜く時期はいつかといった疑問にお答えします。
「口が開かない」「痛い」「音がする」といった症状があれば顎関節症か疑うべきです。さまざまな年代の方に起こりやすい病気で、特に治療を要さない軽症の方から、日常生活を過ごすにも支障をきたす方までいます。いずれにしても、早期にきちんと対処していきましょう。当院では、マウスピースが主な治療法です。あごの筋肉の痛みを取り除き、緊張を和らげ、噛み合わせを安定させてくれます。
お子さまがかかりやすいのが、口唇などにできる粘液嚢胞(ねんえきのうほう)です。粘液嚢胞とは、小唾液腺からの分泌がうまく行われず下唇などの粘膜に唾液がたまるでできた袋のことです。粘液嚢胞は口内炎と勘違いして放置する人が多いですが、原因の唾液腺を同時に除去する必要があります。お口の中について、気になることがあればぜひご相談ください。当院では口内炎治療でレーザーを使用しています。ヘルペスの治療薬もご用意しておりますので希望の方はご受診ください。
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