予防歯科
歯周病予防の重要性
歯周病の予防において大事な口腔内ケアを当院では指導しています。患者様が自身でケアを行うことにより、健康な歯肉を保つことができます。まず歯磨きですが、当院では１日３回のブラッシングをおすすめするとともに、ブラッシングの仕方を指導しています。また、自分で鏡を見て、歯茎の状態の確認の仕方もお教えしています。例えば明るいピンク色の歯茎は健康な状態ですが、赤黒くなった歯茎は要注意などの見方をお教えしています。加えてご自身のプラークコントロールに合わせて医院で専門家によるメディカルコントロールも行うことも大事です。歯石除去やもっと手軽に受けて頂けるＰＭＴＣなどを合わせて行うことで、より口腔内の健康の保全になります。歯周病は歯を失うだけでなく、心筋梗塞や糖尿病につながるリスクがあります。まずは、歯周病にならないように普段からのケアを心掛けることが大切です。
INDEX
なるべく歯を残す
歯周病の他にも年齢とともに歯茎は徐々にやせていきます。歯茎の衰えによってできた歯のすきまに歯石がたまり、虫歯や歯周病の原因になりやすくなります。すでに歯周病にかかっている方だけでなく、現在症状がない方でも加齢とともに定期的な歯石の除去やクリーニングは必要になってきます。歯周病になり、歯の本数が減れば残った歯に負担がかかります。そうならないためにも、なるべく本数を残すよう残すための治療を心掛けるようにしています。
スケーリングとPMTC
当院では歯周病予防のためにスケーリング（歯石除去）やPMTC（Professional Mechanical Tooth Cleaning）も行っています。スケーリングとは、いわゆる歯石除去のことで、医師や歯科衛生士が器具を使って歯の表面についた歯石を削り取っていきます。歯石は目に見える歯の表面だけでなく、歯茎の下の目に見えない部分にも付着します。歯周病に深く関わるのは目にみないこの部分の歯石で、これは専門家の手によって除去することが必要です。ＰＭＴＣは歯石除去よりも刺激の少ない歯のクリーニング方法で、普段のブラッシングでは取り除きにくい、歯周ポケットの掃除に有効的です。特に気分的に歯のリフレッシュを行いたい人や矯正で器具を取り付けているため自分では汚れを取り除きにくい人などに向いています。
