定期検診では、まず光学式う蝕検知器で虫歯の有無や深さを検査します。その後、歯周病や磨き残しのチェックをしていきましょう。磨き残している部分が多い時には、お口の状態に合わせて磨き方を指導します。
磨き残しが多い方は、汚れ部分に赤い色が付く染め出し液を使って磨くべき部分を分かりやすくお伝えいたします。ぜひご自宅でも重点的に磨いてみてください。
さらに、必要があればレントゲン検査をして、歯茎やつめ物の下の状態もチェックいたします。お口の状態が良ければ、歯科専用の機器を用いてお掃除をして、定期検診は終了です。定期検診は3カ月に1回ごとを基本に、歯に汚れが付きやすい方は1カ月に1回、きちんとケアができている方は半年に1回を目安にご来院ください。
健康な状態のお口を維持するために大切なのが予防です。そこで当院はお口の状態を把握できるように、定期的に検診にお越しいただくことを呼びかけています。
実は虫歯や歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどなく、痛みが出てくるころには症状が悪化している場合も少なくありません。それを防ぐためにも、普段から歯科医院でチェックを受けることが重要なのです。万一、病気になっていたとしても、早期に発見することができれば、治療の規模を抑えることができ、処置に対するストレスや負担を軽減することにもつながります。違和感を覚えたら、すぐに歯科医院に行くことをおすすめします。
健康維持に欠かせない歯磨きも、そのやり方によってはかえって歯を痛めてしまうことがあります。
例えば、食事をとってすぐの歯磨きは、必ずしも歯に良いとは言い切れません。食事をとるとお口の中は酸性に傾きますが、そのまま歯磨きをすると歯ブラシの刺激で歯が削れて、知覚過敏につながることがあるからです。20~30分空けてから歯を磨くことや、磨く前にうがいをしていただくことをおすすめしています。
また、ブラッシングには適した圧力があります。あまり力を入れてしまうと、歯槽膿漏が進んでいる方だと歯の根元が削れてしまうことになりかねません。そのため、ブラッシングの力の入れ具合もきちんとご指導いたします。
正しい歯磨きの仕方をしっかりと身につけている方は多くはありません。一度当院でチェックを受けてみてはいかがでしょうか。
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