インプラント治療(※)の際は、ドリルで骨を削ります。しかしながら、日本人の顎は西洋人に比べて小さく狭いため、インプラントを入れたいと思う場所に埋入できないことがあります。そのため、当院は現在のやり方以上に良い方法はないかと探していたところ、大口弘先生の考案された「大口式(OAM式)インプラント法」に出会いました。大口式インプラント法とは骨に小さな穴を空けて、専用器具で少しずつ拡大していく方法です。
さらに当院は、林揚春先生の提唱される「4Sコンセプト」に基づいた治療を行っております。
4Sコンセプトとは、4つの「S」からなる
・Short(治療期間の短縮)
・Simple (無駄のない治療)
・Small(身体的負担の軽減)
・Safe(リスク軽減)
を基本とした、患者さま目線のやさしいインプラント治療を目指す考え方です。
当院でもこのコンセプトを取り入れ、患者さまが納得できるような技術を目指しております。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
当院では患者さまに「望まない身体的負担はかけない」という思いで、治療方法を選択いたします。インプラントに当てはめますと、なるべく骨は削らない、必要以上に体に余分なものを入れない、副作用は起こさない、治療後に痛さや腫れを残さないことです。
私は「大口式(OAM式)インプラント法」と「4Sコンセプト」はこの条件に適合していると考えています。小さな穴を骨に開けて、徐々に穴を大きくしていきます。一定の大きさになったらチタン合金をはめ込みます。骨への負担は少なくて済みますし、骨周りへのダメージはありません。
外国人(欧米白人)は骨格がシッカリとしていて頑強にできています。ところが日本人は骨が小さくてひ弱な方が多いのです。欧米人と同じようにドリルで削る方法ですと、顎の骨の周りにまで影響が及び血管や神経にダメージを与える副作用を引き起こす可能性があります。実際そのような事故の例が報告されています。そういったことを踏まえ、日本人には日本人に適した方法でなくては、と考えております。
ドリル方式に疑問を感じながらインプラントを行ってきましたが、日本人に合った方法を探しあてました。それが「大口式(OAM式)インプラント法」と「4Sコンセプト」に基づいた治療法です。
インプラントのメリットは「良く噛める」ことです。お口は「食べ物」の入り口であり、良く噛んで食べることは胃腸の負担を減らして栄養の吸収をよくします。良く噛むことは健康であるための大切な条件です。
インプラントは骨にチタン合金を埋め込み歯根を作りますから、安定した「義歯」といえます。自分の歯と同じ感覚で物を噛むことができますし、もちろん「硬い」食べ物も自由に食べられます。入れ歯のように取り外して清掃する手間もいりませんし、歯磨きも問題なくできます。見栄えも良いですし、「食べることができる」「良く噛んで栄養を取る」ことこそ生活の質を上げることだと当院では考えています。
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