当院は、障害者の施設で訪問診療を行っています。一か月に四回弱という頻度で、虫歯の早期発見、治療を目指しています。障害者の患者様に対したときに重要なことは、患者様の全身状態を把握することです。その点、多職種連携は不可欠といえます。食習慣のこだわりなどをご家族や施設の職員の方々を含め、患者様にかかわっている方々から情報収集します。そのうえで歯科医師としての仕事が始まります。こちらで診断を下し、好ましくない食習慣などは徐々に直していくように促します。例えばリンゴジュースを1日に1リットルお飲みになる患者様がいらっしゃいました。飲む量を減らすため、色が似ているお茶と割って飲んでいただくようにしました。もちろん障害が重く、治療ができない場合は二次医療機関で診ていただくよう手配も致します。一次と二次の医療機関への患者様の割り振りも重要な仕事だと考えています。
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