削ったり抜いたりした歯は治療で補うことはできても、二度と元には戻りません。そのため当院は、虫歯治療をその都度行うよりも、虫歯にならない口腔内環境を作ることが大切だと考えました。
予防を行ううえで重要なことは、日々の歯磨きや規則正しい食生活、定期検診です。初期の虫歯や歯周病は、自覚症状がほとんどありません。自分で気付くことが難しいため、定期検診に通ってお口のチェックを受けましょう。
お口のチェックに加えて、ブラッシング指導も実施しています。一人ひとりのお口に合った磨き方を詳しくお伝えするので、ぜひご自宅でお試しください。定期検診は、口腔内トラブルがある方は3カ月または4カ月に1回、ない方は半年に1回が目安です。定期的な受診を習慣付けて、整った口腔内環境を手に入れませんか?
歯を磨くにあたり、お口の大きさや形に合った歯ブラシを使う必要があります。もし合わない歯ブラシを使うと、清掃効率が下がり、磨き残しが増えてしまうからです。加えて、毛の硬さも歯茎や歯の状態に合った物をお選びください。
また、歯ブラシの交換時期は、毛先が開いたらと認識している方もいると思います。しかし、たとえ毛先が開いていなくても長期間使うと、毛に弾力がなくなり、汚れを落とす力も弱まってしまいます。そのため、大体1カ月に1回を目安に交換し、お口の中をていねいに磨きましょう。
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