大人になってから矯正を行う場合、すでに顎の骨が硬くなっているので歯の移動に時間がかかります。また、抜歯が必要となるケースも多く、体への負担が大きくなる傾向にあるでしょう。また、顎の位置を正しくできないまま成長してしまうと、歯だけで噛みあわせを調整するなどの癖がついてしまい、顎などに負担がかかります。顎の骨が柔らかいうちに小児矯正(※)を始めることで、永久歯が生えそろう頃には良い歯並びにすることが可能であるため、体に余計な負担をかける癖がつくこともございません。また、歯並びが良いと、歯磨きや仕上げ磨きが楽になるため、虫歯のリスクを低減できます。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
当院でご提供している小児矯正は、取り外し可能な器具を使った矯正です。この器具はプレートと呼ばれ、スクリューを回して徐々に形をかえることで顎の位置やお口の中を整えていきます。2,3歳から始めることをおすすめしていますが、5歳くらいからでも間に合います。プレートを使った矯正は、ワイヤーを使った固定の矯正とは異なり、食べるものにも制限がありませんので、ストレスも少なめといえるでしょう。
当院でご提供している矯正は、痛みも食べ物の制限もほぼないために、お子さまにも負担の少ない矯正です。しかし、大人と違って小さなお子さまには、なかなか歯並びの大切さなどは伝わりません。お子さまがきちんと矯正を続けられるかどうかは、親御さまにかかっております。当院でも注意すべきことなどをしっかりとご説明いたしますので、一緒にお子さまの歯を正しく成長させていきましょう。