虫歯治療の時に入れる被せ物や詰め物が原因で、徐々に咬み合わせが乱れてくることがあります。「被せ物を入れてからしっかり噛めなくなった」「治療後、咬み合わせに違和感がある」という方は、治療後の詰め物・被せ物が原因の可能性があります。当院ではそういった「不適切な被せ物・詰め物」を、患者さまに合った被せ物・詰め物に入れ替える治療を行っております。
歯並びの中で歯が持つ意味を十分に理解し、歯の形態にしっかり反映していく歯科技工士と歯科医師によって、食べ物を力強く噛める状態を目指します。
時代とともに変化してきた現代の食生活や生活習慣は、お子さまの歯並びや咬み合わせに悪影響を与えることがあります。これら生活習慣から起きる機能障害をお子さまが小さいうちから改善し、健康的な歯並び、咬み合わせに育てていくのが、当院の取り組む「予防の矯正」になります。
当院では、矯正歯科でよく使用される矯正装置はほとんど使用せず、正しい歯並びになるように食育や咀嚼(そしゃく)の改善に力を入れています。日常生活で取り入れられる方法で、歯並びの乱れや顎の発育不良にならないように指導を行っています。望ましい歯並びや咬み合わせにつながる生活習慣を送ることで、バランスのとれた心と身体の健全な成長を目指します。
当院は「ノーベルバイオケア社」のインプラント(※)を採用しています。現在は経済的の負担の少ない国内外のインプラントも出ていますが、10年、20年先、長期目線できちんと使える治療に責任を持ちたいと考えて、できるだけ丈夫な素材を選ぶようにしました。
インプラントは歯を失った場所に、人工材料でできた歯の根を埋めて、その上に人工歯を被せる治療です。そのため、ものを噛む際にかかる「力」に対する配慮が重要になります。
インプラントは骨と直接結合させるため動きがなく、動きのある天然歯と無理なく調和させなくては「インプラント周囲炎」という歯周病に近い症状を起こしたり、健全な歯にダメージが及んだりすることも考えられます。当院では定期的なメンテナンスと緻密な咬み合わせの調整により、持ちの良いインプラントを目指します。
※は自由診療。医院価格は以下の通り。
「入れ歯を作ったがうまく噛むことができない」「使用すると痛みが出る」等の入れ歯トラブルを抱えた患者さまは、是非当院にお越しください。歯科治療において、「経済的負担が少ない」、「治療期間が短い」等の要素は確かに重要ですが、ご自身の歯は一生ものです。自分の歯のようにきちんとかみしめられる、よく噛んで食事がとれるということは、人が健康に生きていくうえで、他のものに変えがたいことだと思います。
患者さまのご要望をしっかり聞かせていただいたうえで、どのような入れ歯を作っていくのか、治療計画をご提案いたします。どのような治療にするのか最終決断をされるのは患者さまご自身ですが、医学的根拠に乏しい場合は、歯科医師の立場から「治療後のリスク」も指摘させていただきます。
生活の中で日常的に使うものだからこそ、長く良い状態を保てる入れ歯を提供できるようにサポートいたします。
神経が集中する歯の根っこ部分を処置する根管治療は、一見地味に見えますが、肉眼で見ることのできない部位にアプローチするため、繊細な技術が求められる分野です。
当院では、歯科用CTやマイクロスコープといった医療機器による精密な診査、様々な器具・薬剤を適宜使用するなど、より細かい精度で処置ができる環境を整えています。また、治療中に引き起こされる感染症を未然に防ぐため、細菌を含んだ唾液の侵入を防ぐ医療環境も整えています。
当院では、「予防歯科」を診療の柱に据えて患者さまのお口の健康管理にあたっています。患者さまの人生に寄り添った良い治療を提供するためには、ただ悪いところを治療するだけでは不十分です。患者さまに治療と共に歯の健康の大切さに気づいてもらい、お口の健康に対するモチベーションをあげること、そして将来もずっと患者さまのお口の健康を守っていく医療こそが「予防歯科」です。
そのためには、毎日のセルフケアだけでなく、歯科医院で行うケアも重要になってきます。
患者さまに気持ちよく治療を受けていただくために、当院は器具の滅菌・消毒管理を徹底して行っております。オートクレーブだけでなく、熱に弱い器具もしっかり滅菌できるようにガス滅菌器も導入しております。
歯科治療中の空間は歯を削ることもあり、患者さまの唾液や血液が空気中に飛散しやすい状態です。そのため、空気中の削りカスやほこりを吸い取ってくれる口腔外バキュームや、空気中のウイルスや細菌、微粉塵等を除去してくれる空気清浄機を導入して、患者さまが吸う空気まで清潔な状態にしています。お子さまと一緒でも通いやすい環境を整えてお待ちしています。