戸田歯科医院

直接、顎の骨に埋め込むインプラントをはじめとした歯科口腔外科の治療です。歯を失ってしまった患者さまをどうにかしてお助けしたいと考えたことがきっかけで力を入れるようになりました。今では治療困難な歯を抜いて、処置をして再度元の場所に戻す、再植という方法も行っています。

「入れ歯が合わなくて困っている」といって来院された患者さまのことです。とても勉強熱心な方で歯科の専門誌を持って当院にお見えになったほどでした。私もその熱意に応えようと、持てる力を駆使して懸命に治療をしました。

納得いただけるまで何度も調整を行ったところ、当院の入れ歯をとても気に入っていただけていたとご家族から伺い、自分の努力が報われたように感じことを覚えています。

「信頼なくして治療なし」と思っており、患者さまと信頼関係を築けるようにコミュニケーションを大事にしています。歯科医院に対し、あまり行きたくない場所というイメージがあるからこそ、患者さまとお話をすることでそういったマイナスの印象を払拭できるよう心がけています。「歯科医院に遊びに行く」くらいの気軽な気持ちで、お越しいただければ幸いです。

緊張をほぐすようにお話をすることです。きちんとご挨拶をしてから、まずは治療以外の話題から始めるようにしています。初めての歯科医院はただでさえ緊張すると思いますので、患者さまにリラックスしていただくことを大切にしています。

理解を深めていただけるよう「レントゲンやお口の中の写真を撮る」「模型を見せる」「絵を描いて説明をする」といったことをしています。また、処置の選択肢を全て提示し、患者さまに選んでいただくことで、少しでも納得したうえで治療を受けてもらえるようにしました。

その他、10年先のお口の状態など、将来を見据えた治療計画を立てるようにしています。

患者さまに気遣いができるところです。忙しい中でも、不安な気持ちに寄り添った対応をしてくれています。そんなスタッフの存在が、医院の親しみやすい雰囲気作りに良い影響を与えていると思います。

気遣いを大切に、患者さま目線に立って接するようにいっています。特に歯の痛みは我慢できないこともあるかと思いますので、どんなに忙しい時でも急患の患者さまを受け入れる体勢を整えるようにしています。

今後も継続して、お口に関するお悩みを抱えている方をお助けする治療をしたいと思っています。例えば、歯の痛みを取り除くだけでなく、お口元にコンプレックスのある方に向けて、矯正で見た目を改善し同時に病気になりにくい状態にお口の環境を整えていきたいと思います。

無理に治療を行わないようにしています。お子さまが恐怖心を持ったまま処置を進めてしまうと、トラウマを植え付けてしまいかねないからです。

そのような考えに至ったのは、あるお子さまの治療を担当したことがきっかけです。心臓病で入退院を繰り返しており「病院＝怖い」という印象を持っているためか、なかなか診療室にも入ることができず、お口を開けて見せてくれるまで1年半かかりました。

ご自身の身体のためとはいえ、小さなお子さまにとって治療は気持ちを不安にさせるものだと思います。だからこそ、私は納得して処置に臨んでもらえるように待つことを心がけています。