の治療内容｜関歯科医院

歯がでこぼこしていたり、入れ歯などの高さが合っていなかったりすると、うまく物を噛むことができなくなってしまいます。そのため当院では、噛み合わせをしっかりと整えることを重視した治療に取り組んでいます。中でも大切にしているのが、「咬合平面」を整えることです。

上下の歯がきちんと噛み合っていないと、歯の噛み合わさるラインが水平にならず、正面から見た際に左右どちらかへ傾いた状態になってしまいます。こうした歯列全体のバランスを見ながら、噛み合わせを整えていくことで、しっかりと噛むことができ、違和感なくお食事などを楽しんでいただける状態を目指します。

小児矯正は、大きく分けて発育を正しい促す1期矯正治療と、生えそろった永久歯を直接動かす2期矯正治療に分かれています。お口の状態や顎の骨の状態によって治療内容や開始時期が変わりますので、気になったタイミングでご相談いただければと思います。

1期矯正治療ではお身体の成長を利用したアプローチが可能で、顎の発育を促して永久歯がきれいに生えるスペースを作ったり、生えてくる歯を誘導したりすることができます。基本的には上の前歯4本が生えそろう小学校低学年頃から始めるケースが多いですが、反対咬合のように骨格から問題がある場合は乳歯列期から治療を始めるケースもあります。

成人矯正にあたる2期矯正治療は、永久歯が生えそろった状態や、身長の成長が終わった後に始めていきます。

お子さまの歯並びの乱れは見た目だけではなく、顔貌やお口の健康面にも影響します。少しでも気になる方はぜひ矯正治療をご検討ください。

どんなにていねいに治療をしても、一度削ったり抜いたりした歯は、元通りに戻ることはありません。そのため、自然な歯をなるべく長く使い続けていくためには、虫歯や歯周病を未然に防ぐことが重要です。

お口のトラブルの予防には、患者さまご自身でのセルフケアと歯科医院でのケアの両方が必要になります。当院では予防診療にも取り組んでおりますので、特に症状がない時でも、健康なお口の状態を保つために通院していただけます。

患者さまご自身の天然の歯を守り、健やかなお口でお食事を楽しんでいただけるようにサポートいたします。まずはお気兼ねなくご相談ください。

一口に虫歯と言っても、その症状や治療方法は進行度によりさまざまです。初期症状であれば、むやみに削る治療をせずに、進行を抑える処置をするケースもあります。

歯の表面のエナメル質という部分が侵食されている場合、虫歯部分を削ってつめ物をしていきます。虫歯が神経まで到達していたら、根っこの治療を行って、かぶせ物をします。強い痛みを感じた時には、既に神経まで虫歯が到達している恐れがあります。さらに症状が進行すると、神経が死んでしまい痛みを感じなくなっていきます。この段階になると、歯を抜かなければなりません。

虫歯が進行するほど、治療も大がかりになります。進行度に応じた虫歯治療を行っていきますので、少しでも気になる症状があれば遠慮なくお伝えください。

当院は、歯並びや噛み合わせのお悩みに対応できるように、矯正治療を行っています。細かな調整でさまざまな症例に対応できるワイヤー矯正を中心に、口元が目立ちにくい裏側矯正やマウスピース矯正もご用意しています。

裏側矯正は、金属製の装置を歯の裏側に装着するため、目立ちにくいという特徴があります。ワイヤー矯正でもセラミックの白い装置を使用することで目立ちにくくなりますので、矯正中の見た目が気になる方はご相談ください。

また、マウスピース矯正も素材が透明で目立ちにくく、ご自身での取り外しができますので、セルフケアがしやすいという特徴を備えています。ただし、使用できる症例が限られるため、まずはお口の状態を確認した上で判断させていただきます。できるだけご希望に合った矯正方法を選んでいきましょう。

矯正治療は何歳からでも始められます。早く始めるほど、その後のきれいな歯並びでの生活が長くなりますので、気になったタイミングでご相談ください。

インプラント治療とは、歯を失った部分の顎骨に人工の歯根を埋め込み、その上にかぶせ物をする治療方法を指します。骨に固定されるため、自然な歯に近い感覚でしっかりと噛むことができるというメリットがあります。また、周囲の歯を削る必要がないため、他の歯への負担が少なく、見た目が自然であることもインプラントの利点です。

さまざまなメリットがある一方で、埋入の際に外科手術が必要なこと、治療期間が長くかかることなどを不安に思い、デメリットが多いと感じられる患者さまもいらっしゃるかと思います。当院でインプラントの手術を行う際は、歯科用CTを用いて詳細な検査を行った上で、ていねいに処置を進めるなど、不安なお気持ちを払しょくして治療に専念していただけるように努めています。

将来的なお口の健康を見据えた上で、インプラント治療も選択肢の一つとしてご検討いただけますと幸いです。

歯の黄ばみや着色が気になって、大きく口を開けて笑えない…とお悩みの際は、ホワイトニングによって白い歯を目指すことができます。薬剤を使って歯を漂白していく方法のため、健康な歯を削る必要はありません。

当院で扱っているのは、患者さまご自身にご自宅で進めていただく「ホームホワイトニング（※）」という方法です。この方法では、毎日一定時間、薬剤を入れたマウスピースをはめていただくことで、じっくりと歯を漂白していきます。

歯科医院で施術する方法と比べ、白さを実感できるまでに期間がかかりますが、その分白さを持続させやすく、また忙しい方でもスケジュールに合わせて取り組みやすいことがメリットです。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

虫歯が重症化し、神経まで到達してしまった場合でも、根管治療を行うことで抜歯を避けられる可能性があります。根管治療とは、神経を含む汚染されてしまった部分をきれいに取りのぞき、薬を詰めてふたをする処置のことです。

汚染された部分を取り残したり、薬が末端まで詰められていなかったりすると、虫歯の再発や新たなトラブルを引き起こしてしまいます。しかし神経が通っている管はとても細く、複雑に入り組んでいます。そのため根管治療で歯を残すためには、細やかな処置を行うことが要求されます。

当院では、視野を拡大することができる「マイクロスコープ」という機器を活用することで、こうした処置にも対応しています。