歯周病はライフステージの変化と関わりがあります
歯周病は、患者さまのライフステージと大きな関わりがあります。日本人の成人の8割は歯周病にかかっているといわれており、特に40~50代までにきちんと治療と予防をしないと60代以降で歯を失うリスクが高まります。逆に言えば、20代~30代のうちにきちんとケアしておけばその後歯を失うリスクは減らすことができます。
また女性の場合、妊娠や出産といった女性ホルモンのバランスが大きく変化するときに、歯周病にかかりやすくなります。
歯周病は全身疾患との関わりもあり、糖尿病の方は歯周病になりやすかったり、妊娠中の方が歯周病になると早期低体重児出産の確率を高めるということもあります。
当院はまず、患者さまとしっかりコミュニケーションを取り、患者さまがより健康に過ごせるように働きかけております。
歯周病の治療について
患者さまにはどういった治療の選択肢があるのかをお伝えし、患者さまに治療方法を選択していただくこともございます。歯周病の治療については、痛みや出血をなるべく少なくするための機材を使用しております。ぐらつきが出ている歯についてもなるべく残すことができるようにご提案いたします。歯周病のことでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
歯周病の予防について
当院では、患者さまにご自宅でのケアをわかりやすくご説明しております。患者さまが納得して続けることができるように、説明を簡潔にすることを心がけています。歯のブラッシング指導や、デンタルフロスについてお伝えしております。歯の汚れはおよそ24時間でプラークになり、およそ48時間で歯石になってしまいます。プラークや歯石は歯周病を進行させる原因となるので、これらをきちんと取り除くことが大切です。デンタルフロスは細い糸で歯と歯の間の歯垢を取り除くものです。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスを使用することで、よりお口の汚れを取り除くことができます。歯と歯の間まできれいにすることが、歯周病予防のために大切だということをお伝えしております。
定期的に歯石を取ることをおすすめしています
歯周病を悪化させないために、一年に三回程度、歯石を取ることをおすすめしています。歯石のなかで細菌が繁殖して発生する毒素が、歯茎の腫れや歯の周りの骨を溶かす原因となり、歯周病を進行させます。歯垢が歯石になってしまうと、ご自宅でのブラッシングで取り除くことはできません。当院では、患者さまの歯石の状態をお伝えし、しっかりと取り除いております。患者さまが歯石を取りにお越しくださった際には、あわせてブラッシング指導も行っております。ご家庭でのケアの参考になるように、どのあたりが磨けていないかということをお伝えしています。
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