歯を守るためには根っこの治療が重要
進行してしまった虫歯や、歯の根っこの病気になってしまった場合には、歯の根っこの治療（根管治療）が必要になります。この治療で大切なことは、バイ菌をしっかりと管理することです。
唾液の中にはたくさんのバイ菌がいるので、治療をした部分にそのバイ菌がついたままかぶせ物をすれば、内側でバイ菌が増殖し、虫歯になったり、歯周病の原因になったりと、さらに歯を失う状況に進行してしまう危険性があります。こうした状況にさせないためには、丁寧にバイ菌を排除する必要があります。
当院では、そうしたバイ菌が付着しないように「ラバーダム」という器具を使い、バイ菌の排除に尽くしています。聞き慣れないと思いますが、当院では歯を守ることを再優先に考え、この方法を取り入れています。歯を削って、詰めて、ものが噛めるようになって終わりではなく、その治療の後、どれだけその状態を維持できるかも歯科医師の技術だと考えています。
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2024年4月
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