こだわり｜太田歯科医院

太田歯科医院では、「お口の悩みを改善するためには何が必要か」を患者さまの生活環境なども踏まえて考え、複数の治療方法をご提案しています。

患者さまは「歯が痛い」「食べられない」など、様々なお悩みがあって来院されます。改善方法は様々ですが、その方が何を求めているのかをしっかりと聞き取り、今ある症状だけでなく「なぜそうなったのか」まで考えることで、より納得できる方法を選択していただくことが可能になります。提案した治療法に納得ができない場合には、無理に進めることはいたしませんので、ご遠慮なくお伝えください。

当院の歯科医師は、診療期間中も患者さまと向き合い、より良い治療方法がないかを考えております。ぜひ歯科医師やスタッフと会話をし、協力し合ってお口の健康を取り戻しましょう。

初診の患者さまには、まず問診票にご記入いただき、歯科医師がお悩みの聞き取りを行います。その後、レントゲンなどの検査を経て、診査・診断の結果から治療計画を立案しています。

治療計画を考える上で大切にしているのは、「なぜ、どのようにお口の病気を発症したのか」を探ることです。お口の病気になった原因は、「忙しくてお口のケアが十分にできない」「間食が多い」など、個個人で違います。患者さまとコミュニケーションを取ることで信頼関係を築くと同時に、発症に至るまでのストーリーを把握しています。その方にとってより良い選択肢を提示し、再発予防にもつなげていきます。

お口の現状や治療法は、歯科医師が絵を描いたり、口内の写真や模型、レントゲン画像を用いたりして、分かりやすく説明するよう心がけています。医療用語もできるだけ使わないようにしておりますが、もし理解できないことがありましたら、歯科医師やスタッフにお尋ねください。

院内感染防止のため、治療に使用した器具は患者さまごとに回収し、洗浄・滅菌処理をします。高圧蒸気滅菌では、60分間、高温・高圧の水蒸気で加熱するため、器具の材質によっては処理ができない物もあります。そのような器具は薬剤で消毒をして、徹底した感染症対策をいたします。滅菌した器具はパッキングしたまま保管して、次回の治療まで開封いたしません。

また、患者さまに気持ちよく診療を受けていただくためにも、院内には多くの物を置かないようにしています。シンプルな院内だからこそ、毎日の清掃でしっかりと衛生管理をすることが可能となっています。患者さまが履くスリッパもしっかりと除菌していますので、心置きなくお使いください。

歯科治療で特に痛みがあるのは、処置前の麻酔注射だと思われている方は少なくないようです。そこで当院では、注射の痛みをできる限り抑えるために、ゼリー状の表面麻酔をしっかりと歯茎に塗ってから麻酔を打っています。

麻酔注射や歯を削る処置などをする際には、「チクッとしますよ」「ちょっと響きますよ」など、小まめにお声がけいたします。また、患者さまの表情から痛みがないかを読み取ったり、痛いと感じたら手を挙げていただいたりし、負担の少ない治療を心がけています。

処置後に痛みが出る可能性がある場合には、事前にお伝えします。そうすることで、ご自宅で急に痛みが出て不安になることが避けられます。歯科医療において、全ての痛みを避けるのは難しいことですが、必要な情報は事前にきちんとお伝えして、心構えができるようにしています。