医療法人社団仁愛会歯科　武蔵小杉クリニック

初診では、患者さまの姿勢や歩き方、顎の位置を把握するだけでなく、話す際の声の大きさ、トーン、その速度まで観察するようにしています。そうすることで、痛みなどの症状を引き起こす原因を特定し、患者さまの人となりまで理解した対応ができるようにしました。

次に必要な検査を行って、それを基に今どのような状況でどういった治療が望ましいのか、歯科医師としての見解をお伝えします。そして患者さまと意見の摺り合わせを行い、治療計画を立てていきます。患者さまの同意を得ないままで治療を開始することはありません。気になることがあれば、どうぞ相談ください。

より患者さまに快適にお過ごしいただける環境にこだわり、当院は改装を繰り返してきました。

例えば、受付から待合室の様子を見渡せるよう、死角となっている部分の設計を見直したり、患者さまの来院数の増加に伴い診療チェアを追加したり、その時々で改善の必要性を感じた箇所を整えるようにしています。設備も同様に、良いと思えるものがあれば、意欲的に取り入れるようにしています。日進月歩の歯科医療に置いていかれないように、時代に合わせて院内を進化させる姿勢が非常に大切だと考えました。

その他、院内はベビーカーや車いすでも移動がしやすいよう、バリアフリー構造となっています。待合室のソファも座る患者さまの年齢を考慮し、高さの異なるものを用意いたしました。当院で、リラックスした時間を過ごしてもらえれば幸いです。

当院が治療以上に力を入れているのが、予防歯科です。

定期的にメンテナンスを行って、虫歯や歯周病の原因菌が潜む汚れを取り除いていれば、病気を遠ざける一助となります。歯を削る、通院のために時間や費用をかけるといった負担の軽減にもつながります。

もちろん、歯科医院でのお掃除だけでなく、患者さまご自身が日々の歯磨きをしっかりと行えることも欠かせません。そこで定期検診では、一人ひとりのお口の状態に合わせたブラッシング指導もいたします。また、何度も虫歯を繰り返す方には唾液や細菌検査をして、原因の追究を図ります。

当院で、治療を繰り返さないようなお口の環境を手に入れませんか。

当院は、開業当初よりインプラント治療に携わってまいりました。歯を失ってしまった方に選択肢の一つとして、おすすめしています。

ブリッジの場合、失った部分の左右にある歯に橋をかけるように人工の歯をかぶせるため、両隣の健康な歯を削る必要があります。また、削った歯は義歯を支えるため、負担がかってその寿命を縮めてしまう可能性も考えられます。その点、インプラントは、歯を失った箇所に人工の歯根を埋め込み自立させることで、周りの健康な歯に影響を及ぼすことがないというメリットがあります。

また、インプラントに伴う外科処置のリスクを少しでも抑えるべく、当院は様々な配慮を欠かしません。例えば、精密な診断を行うために、骨の厚みや形、血管、神経の位置まで立体的に把握できる歯科用CTを導入いたしました。CTで撮影した画像はオペ室の大きな画面に映し出し、確認しながら治療を進めていくようにしています。

さまざまな利点を持つインプラント治療を、患者さまに利用いただくための環境を整えています。