こだわり｜浅野歯科医院

当院では、患者さまお一人あたり10分から20分じっくりお時間をかけて、治療に関する説明とご相談を行っています。事前にしっかりとご理解・ご納得いただいておくことで、患者さまが不安なく治療を受けられるようになると考えているためです。

まずはモニターや資料、顎の模型などを使いながら、お口の状態やご提案する治療方法を分かりやすくご説明いたします。その際、歯科医師が一方的に話すのではなく、患者さまの疑問にお答えしているために、長めのお時間を必要としています。

また、患者さまの様子を見ながら治療以外の話も挟み、不安や恐怖心の緩和に努めています。しっかりとコミュニケーション取って、信頼関係を築いた上での治療を心がけておりますので、歯科医師に聞きたいことやご希望などがあれば、ご遠慮なくお伝えください。

院内感染防止のために、治療器具の衛生管理には特に力を入れて取り組んでおります。治療に用いた器具は患者さまごとにすべて回収し、血液が付着している場合にはしっかりと手洗いをした上で、超音波洗浄機にかけています。

さらに、ほぼ全ての細菌やウイルスを死滅させるクラスBの高圧蒸気滅菌器を導入することで、いつでも清潔な器具による医療提供ができるようにいたしました。歯を削るハンドピースやタービンなどの機器も、専用の滅菌器を用いて1本1本処理を行っております。

また、コップやエプロンなどは使い捨て製品を取り入れて、患者さま間での使い回しがないようにしています。免疫力の低い小さなお子さまやご年配の方も、心置きなく受診していただければ幸いです。

小児歯科をメインで担当しているのは、副院長の妻である女性歯科医師です。小児歯科での勤務経験があり、そのノウハウを活かしてお子さまへご対応しています。

治療の基本としてTell Show Do法を取り入れており、お子さまにこれから行うことを説明し（Tell）、実際に用いる器具を見せ（Show）、それを行う（Do）ことで不安を和らげながら進めています。治療を行う際にも、鏡でお口の中をお見せしながら一緒に少しずつ進めていくなど、「歯科医師が一方的に治療をする」というイメージを抱かせないように配慮をしています。

怖がりなお子さまに対しては無理に治療をせず、トレーニングを積み重ねて自然にできる状態を目指しています。また、怖くないけれどお口を長く開けていられないお子さまに対しては、開口器を用いた治療も可能です。お子さまの年齢や状態に合わせた、臨機応変なご対応ができるように努めております。

歯科治療は痛くて怖いものだというマイナスイメージを払拭するためには、まずは患者さまに「この歯科医師なら治療を任せても大丈夫」だと思っていただくことが重要です。そのため、当院は問診票の情報を参考にして、私生活の話なども交えたコミュニケーションによって信頼関係を築いていきます。いい意味で歯科医師らしくない、とっつきやすい雰囲気をつくることに努めておりますので、患者さまからも気軽にお話ししていただければ幸いです。

また、お口の治療で特に痛いイメージの強い麻酔注射では、表面麻酔をしっかりと施した上で、電動麻酔器を用いています。電動麻酔器はコンピュータ制御によりゆっくりと一定のスピードで麻酔液を注入できるので、痛みを抑えることが可能です。

患者さまが強い恐怖心を抱いておられる場合には、年齢を問わず初診日は治療に進まずに、当院に慣れる練習から始めます。お子さまにも大人の方にも、無理な治療はいたしませんので、まずはご相談にいらしてみてください。