天然歯があったときと同じような口内環境へ
歯を失ったときに考えられる治療法には基本的に3種類あり、入れ歯とブリッジとインプラントが挙げられます。
まず入れ歯は、毎日の取り外しが必要になったり、金具が見えたりなど見た目が気になりやすい特徴があります。また、噛む力も天然歯に比べると弱いと感じやすいです。
ブリッジは、入れ歯が持つデメリットはありませんが、両側の歯を削る必要があります。両側の2本の歯に3本分の働きがかかるため、負担が大きくなります。もちろん歯がなければブリッジを適用させることはできません。
インプラントは、ブリッジや入れ歯で挙げたデメリットがありません。ほかの天然歯を傷つけることもなく、毎日の取り外しも必要がないため、まるでご自身の歯があったときと同じような環境を手に入れられるメリットがあります。
歯を失ってお悩みの場合は、一度当院までご相談ください。どの治療方法が適しているかどうかも含めてしっかりカウンセリングいたします。
INDEX
インプラント手術は具体的にどんなことをするのか、よく分からない方も多いかと思います。平たく言うと歯茎を開いて、骨を削る外科的処置を指します。
身体に損傷を与える以上、患者さまは少なからずダメージを被ることになります。当院は、手術によるダメージをできる限り小さくすることを重要視しています。切開する量を少なくし、いち早く快方に向かうようしっかりとていねいに縫合いたします。当院は必要に応じて、5種類の縫合の糸を使い分けています。
術後の痛みや、腫れも患者さまの気になるポイントかと思います。お帰りの際には、念のために痛み止めを処方いたしますが、飲まなくて済む場合が多いかと思います。
インプラントに限らず、治療を行う上で何よりも大切なのは信頼関係だと考えています。その信頼関係を築くために、当院は患者さまとゆっくりお話をする時間を設けています。
また、事前の検査時はインプラントに適応しているかどうかを診断するために、お口の中を確認してレントゲン写真を撮ったり、場合によっては模型を作ったりすることもあります。お話の中で基礎疾患がないかなど全身状態も確認します。
患者さまの生活背景を知ることも治療計画を立てる上で大切な要素です。いろいろなお話をお伺いしていくうちに、ブリッジや入れ歯などのインプラント以外の治療法が患者さまのご要望に合っていると分かる場合もあります。
当院は方針として笑顔を大切に、患者さまにとって相談しやすい雰囲気作りに注力しています。今のお口の状態や将来の状態、通院期間や費用面など含めて気になることは遠慮なくお尋ねください。
当院は、患者さまの口内の状態によって、術式やインプラント体を使い分けることができるアドバンス社のインプラントを使用しております。
インプラント体は「1ピース」「2ピース」を使い分けており、これらはパーツの数を表します。
1ピースは、インプラント体と歯茎に触れる貫通部であるアバットメントが一体型のインプラントです。2ピースは、骨に埋入するインプラント体と、アバットメントの二つのパーツからなるインプラントです。
術式は「1回法」「2回法」と2種類あり、手術の回数のことを指します。手術が1回で済む「1回法」が患者さまの負担は少ないわけですが、お口の状態によっては2回に分けることもございます。
当院は、患者さまの口内の状態に合わせてより良い処置ができるように、さまざまな手術法に対応しています。
カウンセリング
まずは全身疾患を踏まえた問診や、お口の中の状態の検査をしっかりと行い、患者さまに合った治療計画を立てます。このとき、インプラントに適応しているかどうかも含めてしっかり確認いたします。
患者さまのご要望もお伺いしながら、治療の手順や注意事項、見積もりについてもお伝えいたします。
クリーニング
インプラント治療を行う前に、お口の中全体をていねいにクリーニングいたします。その他、虫歯や歯周病などがあれば事前に治療いたします。来院回数はお口の中の状態によって異なりますのであらかじめご了承ください。
インプラント体の埋入手術(1次手術)
インプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋め込む手術を行います。
手術が終わりましたら、インプラントが骨と結合するまでしばらく期間を置きます。
口内に問題がなければ、次回は2次手術となります。
支台の連結(2次手術)
インプラント体が骨と結合した後、インプラント体に支台(アバットメント)を結合させます。口内に問題なければ、次回は上部構造の装着となります。
上部構造の装着
全体のバランスが整った時点で支台の上に人工の歯(上部構造)をかぶせます。患者さまの歯の色味に合わせて、自然な人口歯を作製しています。お口の中にしっかりフィットしていることを確認できましたら、インプラントの歯根の上に装着します。
治療後の定期検診
インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期的なメンテナンスがとても大切です。
ご自宅での正しいブラッシングも忘れずに行うようにしてください。
定期検診の際は、ブラッシング指導やクリーニングを行います。
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