歯周病は歯を失うリスクのある病気です。
歯周病とは、歯周ポケットにある菌が毒素を出して炎症を起こします。
その炎症が強くなると歯を支えている骨を溶かしてしまうため、放置をしないで、早めに治療をすることが重要となります。
歯周病は炎症が強くなる前にバイ菌をいかにしてコントロールするかが大切になります。
当院の院長は日本歯周病学会認定 歯周病専門医の視点から原因となるバイ菌をしっかりとコントロールして、
重症化を防ぎ、健康なお口の状態をキープできるよう取り組んでおります。
症状を治療すると同時に、バイ菌を繁殖させない方法を指導して実施出来るようになっていただけることが、先々を見据えたお口の健康を維持するために必要な事となります。
日本では歯を失くす原因は虫歯だと考えている人も多いですが、実は歯周病で歯を失っている方が多いのです。
子供から大人まで歯周病のリスクは抱えていて当院では小児歯科もおこなっていますが、年齢に関わらず歯周病治療を中心とした治療をしています。まずはバイ菌を繁殖させないためのお口のコントロールをすることが、当院の重要な目的です。
来院された方はどなたでもバイ菌が目で見て分かるように、染め出しを行い磨き残しによってどの程度バイ菌が残るかを確認していただいています。実際のバイ菌を顕微鏡を通して見てもらうこともしていますので、小さなお子さまでも歯ブラシの重要性が理解できると思います。
歯周病とはバイ菌が歯の土台となる骨を溶かしてしまいます。やせ衰えた骨は歯を支えることができず、抜けてしまうのです。
当院では、そのような状態の場合でも、歯周再生療法(※)を取り入れており、この治療をおこなうことで、自分の歯に近い組織に取り戻すことができ、歯を残せる可能性を上げることが出来るのです。
抜歯してしまえば二度と歯は生えてきません。
できる限り自分の歯を残すことを考えるのであれば、歯周病を専門とする歯科医師の元で治療を受けることを推奨しています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
歯周病はブラッシングをすることで抑える事が出来ますが、その方に合わせた正しいブラッシングが出来ないと、歯石が付いてしまい歯周病が進んでしまう可能性があります。
そのため、定期的な医院での予防的なメンテナンスが必要であり、歯石が付いていないかをチェックして、バイ菌のコントロールをしていきます。歯石が付いていない方は、クリーニングなどで3ヵ月ごとのメンテナンスをおこない、
歯周病が進んでしまい、骨が元々あったレベルに達していない方は、もっと短いスパンでチェックをして、歯周病になりづらいお口の状態をサポート出来るよう取り組んでおります。
お口の健康を維持するためには、痛みがなくなったから終わり、治療が済んだから終わりではなく、毎日のブラッシングが正しくできているかどうかを確認する意味でも定期的なチェックが欠かせません。
日本ではまだなじみのない習慣ですが、欧米ではこのようなチェックが当たり前となっています。
健康な歯を保ち続けるためにも、定期的なメンテナンスで歯周病予防への意識を高めていただきたいと思います。
投稿者mikさんの口コミ (東京都/40代/女性)
2024年12月 投稿
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 |
治療 | 説明 丁寧さ 治療後の経過 |
防菌 | 飛沫対策 混雑の回避 スタッフの感染防護対策 |