こだわり｜松浦歯科医院

顎関節症は自覚症状がない方が多いですが、早めに治療しておけば、痛みが出る前に抑えることができます。

当院は、歯の治療中に顎関節症の診察をしています。顎関節症は自覚症状のない方がいらっしゃり、放っておくと口を開きにくくなる場合や痛みが出ることがありますが、早い段階で治療しておけばお身体への負担も軽く済みます。顎関節症の原因は、日常生活の癖であるケースが見られます。例えば、食事のときに片方の顎だけで噛んでいる、食事中の姿勢による癖などが原因です。このような顎関節症の要因となり得る癖を修正していくことで、将来的に改善しやすくなります。

治療の際は、日常生活に関する注意点を記載した資料やステッカーをお渡しし意識をしていただけるよう工夫しています。他には、ストレッチとマッサージで筋肉を伸ばして改善へと導いていくこともあります。それでも改善しないときは、マウスピースを使って治療します。

A.資料を見ていただきながら、絵や図を描いて一人ひとりの治療内容や状況について説明しています。


当院は治療前の説明に力を入れています。それは、治療に入る前に患者さまにメリットとデメリットや費用などをご理解ご納得していただくためです。

治療時間は基本30分ですが、内容によっては治療と説明を1時間かけて行う場合もあります。説明の際は、治療内容を理解してもらえるよう資料を見ていただき、絵や図を描きながらご案内します。説明は治療の度に進み具合などをご案内し、治療のゴールをイメージしていただけるよう心がけています。

A.歯科衛生士・歯科医師のダブルチェックで見逃さないことが目的です。顎関節症のチェックも行います。


当院では、歯科検診の際、歯科衛生士と歯科医師でダブルチェックを行っています。虫歯や歯周病の早期発見につながりますし、顎関節症の疑いがあった場合もすぐチェックができます。

こうした取り組みを行っているのは、患者さまの歯を守るためにはさまざまな視点から見ることが必要だと考えているからです。治療が終わっても患者さまの歯に対して責任を持って対応させていただきますので、健康な状態を維持していけるように、一緒に頑張っていきましょう。

当院では、治療時の痛みをできるだけ和らげるために工夫をしています。まずは表面麻酔を塗り、麻酔注射をする部分を麻痺させ、それから注射をします。注射針は細いものを使ったり、2回に分けて麻酔液を注入したりして、痛みを緩和しています。

そのほか、ご希望の患者さまへは笑気麻酔を使うことも可能です。この麻酔法はガスを鼻から吸入する方法で、心身ともにリラックス状態のまま治療が受けられます。血圧や脈拍も安定しやすいので、抜歯などの際に使用しています。

患者さまの負担をなるべく緩和しながら治療を行ってまいりますので、痛みが苦手という方もぜひ当院へご相談いただけると幸いです。