予防歯科の治療内容｜くちば歯科クリニック

歯周病とは、口の中にある菌の繁殖により歯肉や歯の骨が溶かされ、歯を支える力がなくなってしまう病気のことです。この病気は、ご飯を食べている人ならば誰でもかかる危険性があります。また、お年寄りになればなるほど身体の細菌に対する抵抗力がなくなるため、年をとると歯周病になりやすくなってしまうのです。そのため、お年寄りになると歯が抜け落ち、入れ歯などに頼らなければならなくなってしまうのです。しかし、予防歯科で定期的な検診を受け、きちんとしたブラッシング指導などを行い、歯の健康を保ち続けることでお年寄りになっても、自分の歯でごはんを食べることが出来るようになります。

予防歯科では歯周病や虫歯にならないために歯のケアを行っていますが、大事なのは、患者さん自身のやる気だということをご存知でしょうか？予防歯科に定期的に通うのは確かに重要ですが、毎日のブラッシングや虫歯予防の心がけをきちんとしていなければ焼け石に水です。そのため、本人が虫歯を予防するという意識を持たなければ、歯周病のリスクというのは大して変わりません。まずは自分でしっかりやろうと思うこと。これが歯周病予防において大事なことなのです。

私共の歯科医院では、小さな子供の内から予防歯科に通うということを推奨しております。というのも乳歯の時からきちんと虫歯のケアはしておかないと、虫歯や歯周病のリスクは高くなるからです。そのため、子供の内から正しい歯磨きの方法を覚え、定期的に予防歯科に通い続けるという習慣を持つことで、健康的な歯を維持することが出来るようになります。若いうちは体の抵抗力も高いので、歯周病にはなりにくいですが、子供の内から健康に気をつけておくことで、大人になっても強い抵抗力を維持することが出来るのです。