医療はサイエンスです。時代とともに変化し、日々進化していく歯科治療のなかで、新しい治療法や機械設備を取り入れ、患者様にフィードバックしていきます。
歯医者は怖いというイメージをなくすため、視覚、聴覚、嗅覚、それぞれで患者様にリラックスしていただける雰囲気作りを心がけています。
熱帯魚や絵画、アロマなど、ゆったりと心落ち着く環境と、3D模型などの技術を駆使して、患者様一人ひとりのお悩みに応える、ご納得していただける治療をご提供します。

まずはムカエ歯科医院様についてお伺いいたします。1978年に開業されて長い年月が経ちましたが、ご来院される患者様はどのような年齢層、あるいはお悩みを持った方がいらっしゃいますか。駅から徒歩1分とアクセスも良いですので、遠くからいらっしゃる患者様も多いのではないでしょうか。
僕と同年代、その前後ぐらいの方が多いですね。開業してから、この地域でともに歩んできたと思っています。 これまでずっと治療をさせていただいているかたもいますね。「先生じゃなきゃ」と言ってくださる患者様も結構いらっしゃって 、次の世代への継承をしつつも、まだまだリタイアするわけにはいかないですね。
駅から近いので、この地域だけでなく横浜線沿いや、八王子方面にお住まいの患者様も来院されますね。 お勤め帰りに、途中下車して治療を受けて帰るという患者様もかなりいます。 たとえば、相模原や橋本あたりにお住まいで、横浜でお勤めのかただと、会社帰りに古淵駅で降りて、という感じですね。 そういうかたは、夕方や夜に来院されることが多いです。あとは休日のご来院が多いですね。
先生から見たムカエ歯科医院様の特徴や紹介をお願いします。医院のロゴに熱帯魚が使われていたり、院内にはアクアリウムの水槽があったりと雰囲気作りなどにも拘りがあるように思えました。
僕が目指しているのは、患者様に寄り添った治療を行えるように日々研鑽を積んで、患者様に提供していくことです。
保険制度の中での制約もありますが、医療はサイエンスであり、日々進化しています。
新しい情報や技術を取り入れて患者様にフィードバックしていきたいですね。
僕自身、研修や勉強など欠かさず行うようにしていますし、必要な設備には費用を惜しみません。 常にアンテナを張って、新しい情報を取り入れるようにしています。患者様一人ひとりに、良い治療を提供していきたいと考えています。
それと、院内の雰囲気作りにはこだわりがありますね。歯医者さんというのは、やはり皆さん怖いと思っていらっしゃいます。
何が怖いかというと、まず音が怖い。待合室で待っている間も、他の方の診療されている音を聞くと落ち着かないでしょう。
待っている間も恐怖感が生じて、血圧が上がったり、いらいらしたりすると、 ご自分の治療のときにも影響してしまうんです。治療中は麻酔などの痛さに対する怖さもあると思います。
ですから、待合室では患者様の恐怖感や不安感を生むようなものを除外して、心を落ち着けられるようにしています。
熱帯魚の水槽を置いたり、絵を飾ったりしています。リラックスして緊張感がとれた状態だと、治療もうまくいきますから、 患者様にとっても良いことです。病院のロゴも熱帯魚をモチーフにしています。
待合室では、ゆったり熱帯魚の泳ぐ姿をながめて、心を落ち着けていただければと思います。
歯医者に行くのが好きという方はそうそういないでしょうし、行くのは嫌だなと思ってるかたがほとんどでしょう。
ですから、なるべく病院らしくない雰囲気にしたいですね。色も、ブルー系の落ち着いた色合いにしています。
待合室の雰囲気はとても大切だと、僕は考えています。
それと、歯医者には消毒液のにおいがありますよね。僕ら歯医者でもわかる、独特の、においです。
それをなんとか消せないかと、院内ではアロマディフューザーを使っています。
視覚、聴覚、嗅覚、それぞれで患者様にリラックスしていただけるようにしています。
また、歯医者は怖いというイメージをなるべく感じさせないように、院内の雰囲気を作っています。
これまで歯科口腔外科や、インプラントの治療に携わってきたかとおもいます。そのなかで先生が『特に気をつけていること』について詳しく教えてください。また、先生の中やりがいを感じる瞬間を教えてください。
当院では、手術の前には毎回シミュレーションを行っています。そこが、他院との違いかなと思います。
患者様とまったく同じ、3Dの生体模型を作って、それで事前に一度手術を行うんです。
そこで気づいたことなどをあらかじめ情報として自分にインプットして、実際の手術のときに役立てるようにしています。
なぜシミュレーションするかというと、手術の際に患者様への負担を減らすためです。より丁寧で負担の少ない治療ができるし、病後の経過にも関係してきます。
手術を受ける患者様は不安や恐怖を抱えています。それを取り除けるようにしっかりシミュレーションを行っています。
よその病院では抜けなかった親知らずを抜いてあげたり、よそではできなかったことで お役に立てたというときに生きがいや、やりがいを感じますね。 感謝していただけて、ありがたいことです。
日々ご多忙だと思いますが、お休みの日などはどのようにされてリフレッシュされていますか。迎先生の趣味などについて教えて下さい。
僕が歯科医師になったのは、細かい仕事や機械いじりが好きだったからなんですよ。今でも飛行機が趣味で、大きなラジコンの飛行機を飛ばしています。ラジコンは既製品だけでなく、自分で作ったり調整したりします。
模型を作ったり、部品を調整したり、手先の器用さが必要というところが、機械と歯科医師とで共通しているところと思います。
これからは、時代とともに進化した治療を展開していきたいと思います。
世界で取り入れられている医療や機械なども、日本で提供していきたいですね。
患者様や地域の皆さまのために、これからも末永く頑張っていきますので、よろしくお願いします。