治療方針の治療内容｜歯科川崎医院

何らかの持病をお持ちの方や感染症にかかっている方が、歯科医院の受診を断られてしまうケースが見られます。
医療を必要としているにもかかわらず、病気が理由で医療サービスの恩恵を受けられないという事態は見過ごすことのできないものです。

当院では、そのような方でも歯の治療を受けていただけるよう、入院が必要となる患者様を除いて、できるだけ患者様の受診を受け付けております。
血圧が高いことや、糖尿病であること、あるいは感染症にかかっていることなどを理由に、診療を断られてしまった経験のある方も、お気軽にご来院いただきたいと思います。

歯の治療を行うということは、悪くなった歯を治すことだけを意味するものではありません。
歯が悪くなってしまった原因を正しく捉え、歯を治すとともに、再び治療を必要とする状態にならないように生活環境などの改善をはかっていくという、一連の取り組みこそが「治療」と呼ぶに値するものであると考えております。
そのような治療を行うためには、悪くなってしまった歯だけを診るのではなく、生活環境や食習慣までを含めて、患者様の全体を診る視点が必要となります。

また、なぜ歯が悪くなってしまったのかということや、歯の健康が損なわれることで生じる将来的なリスクなどを、患者様にもしっかりと理解していただくことで、治療に対する納得度を高めることができると思います。

指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ出し、その改善に取り組んでいく姿勢は、当院のスタッフのすべてに求められるものです。

毎週土曜日に行っている定期ミーティングでは、スタッフが日々の診療における課題を持ち寄って、全員で話し合いをする時間を持つようにしております。
その課題についてスタッフが意見を出し合い、改善に向けた具体的な取り組みに繋げていくことで、診療の質の向上をはかっております。

患者様に支持される歯科医院とは、スタッフが患者様にしっかり顔を覚えていただける歯科医院である、と考えております。

患者様に「次回も、あの人にやって欲しい」と思っていただけるよう診療を行い、そして次にご来院にいただいたときにも、患者様のご期待にしっかりとお応えすることが、本当のホスピタリティであると考えております。
スタッフ全員が、そのように患者様に求められる存在であるよう心がけ、誠実に患者様と接してまいります。

歯科医院は、お口や歯の困りごとを改善するだけでなく、患者様の生活上のさまざまなお悩みを受け止める存在でなければならないと考えております。

歯科技術だけではなく、様々な知識の吸収にも努め、つねに患者様の良き理解者であるよう、心がけておりますので、お口のことにかぎらず、どのようなことでもご相談いただきたいと思います。