Dental Office Sagamihara

まず、「土足で出入りができること」にこだわりました。理由は「誰が履いたか分からないスリッパを履くのは嫌だ」と思う方が多いことと、患者さまが靴やスリッパを触ったあと、充分な手洗いもしないまま口元を触るのは不衛生だと感じるからです。また、ご高齢の方や小さなお子さまをお連れの親御さまは、靴の脱ぎ履きだけでも大変です。そのため、医院を開業するときには土足で出入りができる医院にしようと思っていました。院内は木目を基調にした柔らかい雰囲気に仕上げ、採光豊かな明るい空間になっております。どの年齢層の方でもリラックスできる、自慢の歯科医院です。

ほとんどの方が不安を抱えながら来院されることを充分に理解し、その不安を和らげるためにたくさんのお話を聞くことを心がけています。「今までの歯科治療で嫌な思いをしたことはありますか？」「治療に関するご要望はございますか？」といった質問を交えながら、些細なことまでしっかりとカウンセリングを行ったうえで治療を開始しています。

「患者さまに納得していただける治療のご提供」です。いくら技術をもって治療を行っても、患者さまにとって納得のいく結果にならなければ意味がありません。皆さまのお話をしっかりとお聞きして、お口の中の現状や治療方法についてじっくりと話し合うことを徹底しています。お話の際には遠慮せずに、ご要望を仰ってほしいと思っています。

「なぜ、お子さまが歯医者を嫌いになるのか」という根本的な問題を親御さまに考えていただくようにしています。お子さまが歯医者に対して苦手意識を持ってしまうのは、治療時に痛みや恐怖を覚えた経験がある場合が多いです。この現実に対し、「治療が必要な状態になる前に歯科医院へ連れていけばいいのでは？」という提案をし、定期的な通院で「歯の掃除」を行うことをおすすめしています。そうすることで、お子さまは「ここは歯のお掃除をする場所だ」と認識し、歯科医師との信頼関係も構築されていくと思います。また、定期的な通院は虫歯の早期発見につながるだけでなく、治療を必要とする場合でもすんなりと処置ができることが多いです。歯科医院は治療をする場所ではなく、予防をする場所だという認識を、たくさんの方が持っていただけるといいと思います。

歯磨きが上手にできないお子さまには「仕上げ磨き」をしてあげてください。ブラッシングや仕上げ磨き、デンタルフロスの正しい使い方などのアドバイスは随時行っておりますので遠慮なく声をかけていただきたいです。

できる限り子供との時間を楽しむように心がけています。私自身、外に出るのが好きですので家族で外出することが多いです。しかし実際は休日がとても少ない現状で、子供と過ごす時間を充分につくることができず、寂しい思いをさせているのではないかと申し訳なく思っています。診療後や休日に子供たちの屈託のない笑顔を見るととても癒やされ、明日への活力がみなぎります。いつかゆっくり休みを取れるときが来たら、家族旅行に行きたいです。

「予防」です。治療が終わると同時に「予防」がスタートします。「お口の中の健康な状態をどれだけ維持できるか」というのが、予防の目標であり課題です。患者さまと一緒に口腔内の健康維持に努め、1日でも長く自分の歯で食事を楽しんでいただくことを目指して頑張ってまいります。また、今はまだ構想段階なのですが、小児矯正を取り入れたいという希望があります。歯並びを整えることは虫歯予防になりますし、歯科治療のリスクを下げることが可能です。小児矯正は未来の可能性を口腔内から支える取り組みのような気がして、とても魅力を感じます。

自分の口腔内の状況を知ることはとても重要です。なぜなら、現状を把握しない限り「予防」は難しいからです。歯の掃除だけでも構いませんので気軽にお越しいただけると嬉しいです。