歯を失うことの理由として多いのは「歯周病」です。歯周病と虫歯の初期段階を比較すると、歯そのものが痛む虫歯よりも歯茎のトラブルに気づかれない方が多く、痛みや出血を感じた頃には歯周病が進行している可能性が高いことが原因の一つだと考えられます。そのため、痛みを感じる前に半年に一度は口腔内をチェックし、歯周病が進行しないこと、また、その原因を取り除くことが歯を失わないためにも大切になります。
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患者さまご自身の歯を一日でも長く使えるようにするためには、早期受診・早期治療を行うことと共に、治療箇所の範囲をできるだけ小さくすることが大切です。早期受診・早期治療を行うことができれば、歯の表面にできた虫歯を削り、そこにフッ素を補充することで再石灰化することが可能なケースもあります。
歯がぐらぐらする、歯肉から血が出る、口臭がすることなど、患者さまで気づく症状は様々ですが、歯に少しでも違和感を感じた場合はすぐに相談していただけると、さらに治療箇所を小さく抑えることができます。削る・神経を抜く、といった治療はなるべく少なくなるよう、患者さまとも確認しながら治療方針を組み立てていきます。
早期受診をためらうことの原因として、「麻酔をはじめとした痛みを感じやすい治療」が根底にある患者さまも多いのではないでしょうか。当院では、治療を行う前に麻酔が必要な場合、麻酔針を刺す前の予備麻酔(表面麻酔)を行い、注射針の太さや薬の使用量・薬の注入速度などを配慮することで痛みを抑えて、なるべく負担を軽減しながら順調に治療できるように配慮しています。
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