虫歯になってしまったときに考えるべきことは、「なぜ虫歯になってしまったのか」という原因です。例えば、しっかりと歯磨きをしても虫歯になってしまった方には、食生活へのアドバイスをさせていただいています。
また、現在の歯磨きや、汚れ具合などのチェックをしています。特におすすめしているのが、唾液検査です。唾液には歯の再石灰化を促進して、口の中の酸性を中和する働きがあります。その唾液の質を調べて、細菌の数や種類などを把握することで、予防に生かすことができます。
歯は一度削ると元には戻りません。そのため、当院では虫歯になってしまった箇所をやみくもに削るのではなく、小さな虫歯は定期的なチェックによる経過観察をしています。虫歯の深さを数値化する光学式う蝕検出装置を活用し、歯科衛生士ともコミュニケーションを取りながら、患者さまのお口に合わせた予防をご提案いたします。
歯はただ治せば良いという訳ではなく、将来を見据えた治療が大切です。そのため当院では、患者さまの歯を大切に、できる限り削らない治療を心がけています。歯を削ってしまうと、虫歯になりやすくなる、歯の強度が低下するなどのデメリットがあります。
また、虫歯治療では削った部分につめ物を入れなければならないケースが多いのですが、時間がたつとそのつめ物の周りから虫歯になってしまうことも度々あります。そうすると再治療が必要になり、神経を取ったり、大きく削ったり、抜歯せざるを得ない状況になってしまいます。それを避けるためにも、将来的に天然の歯を残すことを大前提に考え、削る量はできる限り少なくするようにしています。
Maringoさんの口コミ (東京都/50代/女性)
2017年6月 投稿
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