治療内容｜東久留米ファミリー歯科

歯周病とは、歯を支えている骨が溶けて減る病気の総称です。歯肉炎と歯周炎という二つの時期にわけられ、初期は歯茎から出血するなどの症状がある歯肉炎から始まり、徐々に周囲の骨が溶けて減る歯周炎へと進行します。

歯周病は自覚症状がないため、ご自分がかかっているかどうかわかりにくく、罹患していることに気づいていない成人の方もいらっしゃいます。

当院では歯周病の早期発見をめざし、虫歯が痛い方や、つめ物が外れた方でも、あらゆる方を対象に歯茎や歯周ポケットの検査を実施するようにしています。その結果、歯周病であることがわかれば治療プランをご提案し、患者さまとご相談しながら治療を行っていきます。

当院では唾液検査(※)を実施しています。

糖を摂取すると、口の中は酸性に陥ってしまい、その時間が長ければ長いほど歯が溶けてしまいます。唾液にはその酸性の状態をアルカリ性に戻す能力があります。しかし、どの程度の能力を持っているかは人によって異なります。能力が高い方もいれば、アルカリ性になかなか戻すことのできない方もいらっしゃいます。しかも唾液の量も人によって違います。もともと唾液の多い方もいれば、少ない方もいらっしゃいます。

あるいは、お口の中に存在する細菌の数が多い方もいれば少ない方もいらっしゃいます。そういったことが唾液検査でわかります。唾液の量が少なく、酸性を中和する能力も低い方は、虫歯になりやすいと言えるでしょう。

虫歯になるリスクが高い方と低い方では、予防プログラムを変える必要があります。虫歯になりやすい方に対しては、通院していただく頻度を多くしたり、フッ素を塗布する回数を増やしたり、より患者さま一人ひとりに適した予防法をご提案します。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院では自由診療を行う際、つめ物などの材料に金属は一切使用しません。なぜなら、金属はお口の中で劣化し、さまざまなトラブルを引き起こすためです。劣化して溶け出した金属により、歯茎が黒くなってしまうこともあります。

当初はつめ物と歯が合っていても、劣化することで隙間が空き、そこから細菌が侵入して虫歯になることもあります。保険適応の金属は、負担を抑えての機能改善が目的であるため、性能には限界があります。そうしたデメリットを心配することなく、キレイに直したいとおっしゃる患者さまには、できるだけ機能的に優れた材料で治療を行っています。

当院では、セラミック（※）などの自由診療の素材も選択しやすいよう、価格設定を工夫しています。このような取り組みをしているのは、これまで自由診療を選択する勇気がなかった方にも、治療を受けていただきたいと考えているためです。

※自由診療です。料金は料金表をご確認ください。

小児歯科では、乳歯から永久歯に生え変わる時期の予防を重要視しています。当然ながら生えた当初の永久歯は虫歯ではなく、それ以降虫歯にしないための予防が大切だからです。予防法としては、歯を強くする働きが期待できるフッ素塗布や、虫歯になりやすい奥歯の溝を細菌から守るシーラントを行っています。

虫歯は感染症であるため、親御さまの虫歯リスクが高いとお子さまも自然と高くなります。お子さまお一人ではお口の中を十分にケアすることができないため、ご家族全体で予防に取り組むようお願いしています。

矯正治療（※）は、見た目を改善するだけでなく、噛み合わせを整えることで発音がしやすくなるなど、機能面でもメリットがあります。歯が磨きやすくなり、虫歯や歯周病予防にもつながるため、お口の健康とも深く関わっています。

当院では、「セファロ」というデジタルレントゲンシステムを導入し、より精密な診断に努めております。一般的なレントゲンは、顎の状態しか把握できません。ですが当院に設置しているシステムでは、頭部も含めた撮影が可能なため、「上下顎の大きさとそのズレ」「顎の形」「歯の傾斜角」「口元のバランス」などを把握できます。

八重歯・受け口・出っ歯など、さまざまな症例に対応していますので、まずは一度ご相談ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯科衛生士やスタッフに対しては、大学や以前の職場で症例について検討した際の資料を見せながら、過去の事例や治療法についてレクチャーすることがあります。

また、唾液検査（※）はどこの歯科医院でも実施している検査ではなく、開院当初は経験のない歯科衛生士も多くいました。そのため、時間を設けて唾液検査のための勉強会を開催したこともあります。

歯科医療は幅広い専門知識が必要とされるため、自主的に勉強するよう歯科衛生士やスタッフには伝えています。

※自由診療です。料金は料金表をご確認ください。