当院ではお子さまに向けた予防歯科に力を入れています。将来にわたってご自身の歯を使っていただくことを目標としており、そのためにも早いうちからの予防が大切だと考えているからです。
具体的には、歯質を強くするフッ素塗布や、奥歯の溝を樹脂でカバーするシーラント、ブラッシング指導、クリーニングなどをメインに行っています。お子さまのお口のメンテナンスは重要なため、できれば1歳半の時点で一度受診していただければ幸いです。
お越しいただいた際には、セルフケアの方法についてお伝えするとともに「歯を長持ちさせるためにはどのようにすれば良いのか」「なぜ歯を磨かなければならないか」といったお話もさせていただきます。このようなお話が、予防へのモチベーション向上につながれば嬉しく思います。
お子さまのお口の健康管理として、食生活に気を付けていただきたいと思っています。糖分を多く含むものをなるべく控えるようにして、だらだらと食べずに時間と回数を決めるようにしましょう。虫歯菌を活発化させないため、お口の中に食べ物が入っていない時間を作ることが大切です。
また食後は歯磨きやうがいをし、10歳頃までは保護者の方が仕上げ磨きをしてあげることを推奨しています。幼いうちに大人から虫歯菌が移ることがないように、専用のスプーンや食器を使用することもおすすめです。
昔から「妊娠すると歯が弱くなる」と言われています。妊娠をした女性の体内ではさまざまな変化が起こります。まず、口内の自浄作用を担う唾液の分泌量が妊娠前に比べて減少します。そして女性ホルモンが増えてきますが、この女性ホルモンには歯周病などの原因となる菌の繁殖(はんしょく)を促してしまう作用があると言われています。
また、個人差はございますが、つわりの症状によっては間食や食事の回数が増えたり、歯を磨くことがおろそかになったりとお口の環境は悪化しやすいのです。妊婦さんにお口のトラブルがあった場合、胎内の赤ちゃんにも影響があると言われています。産まれてくるかわいい赤ちゃんの健康のためにも、早めにマタニティ向けの歯科診療を受診されてお口のケアをすることをおすすめいたします。
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