■ツールや模型を使った分かりやすい説明
分かりやすい説明を行うために、絵に描いて説明をし、説明用のツールを使って説明します。それから写真も使います。治療の内容によっては、模型を見せて説明を行うこともあり、できるだけ質問しやすい雰囲気を作って、分からないことがあれば、分かるまで治療法を聞いていただけるように心掛けています。また、患者さまの意思で治療法を選択していただけるように、考えられる治療法は全部提案した上で、患者さまご自身で選択していただいております。
■レントゲンは必要な箇所だけにすることもあります
より正しい口内の診断という目的のために、内容によってはレントゲンを撮ります。基本的には全体を診て治療していく必要がありますので、全体のパノラマ写真を撮ることが多いです。ただ、中には、患者さまが「ここだけ気になる…」とおっしゃることもあります。できるだけ過剰な診療にはしたくありませんので、そういう場合は、その部分だけ小さく撮ることもあります。また、インプラント(※)や親知らずを抜く治療では、CTを使って治療を行う部分を立体的に診て、勘に頼らない治療を行っています。
■お口の中全体を診た治療の提案
一般的な歯科診療の治療においては、虫歯になった部分だけを診る治療ではなくて、口の中は一つと考えて、すべてを含めた治療を行っています。最終的にちゃんと噛めるようになると、歯茎も健康になります。患者さまが「ここが悪い」とおっしゃっていても、そこだけを診るわけではなく、ほかの場所もしっかり診ていきます。悪いところがあればお伝えするとともに改善の提案をします。その上で、ほかの場所も治療するかどうかを選ぶ、選ばないは患者さまが決められることだと思います。ですから、「今後こういうことが考えられます」ということはしっかりと説明をしています。
■初めは時間をとってていねいにご説明をします
初めて来られた患者さまは、基本的にはいきなり治療をするということはせず、問診表を見ながら、まずはしっかりお話をしていきます。緊張されているかどうかはお顔を見ていたら何となく分かりますが、そういう時は、患者さまがよく理解されて納得されるまで、お話しします。時には世間話でお気持ちをほぐすこともしますが、患者さまが気になっていらっしゃる、お口の中の状態や、今後どのように治療をしていけばいいかを、不安にならないようにしっかりとご説明させていただきます。また歯科医院での治療にトラウマを持っていらっしゃる方には、嫌だと感じられることは、なるべくしないようにしています。何を嫌だと感じられるかは、患者さまによって違うので、反応を見ながら、患者さまがされて嫌なことを理解しながら治療を進めていきます。
当院は、ユニットのイスは起こしたまま治療を行います。今は倒して治療を行うのが普通ではありますが、逆に昔は倒して行う治療はなくて、みんな座位診療でした。
ご高齢の方が結構多いので、倒して治療を行うと誤飲してしまったり、むせてしまったりすることが多くあります。背中も曲がってきていたら当然、倒そうと思ってもうまくできません。例えば、つめ物を口の中に落としたと言っても座位治療だと飲み込むことがありません。また、むせそうだなと思ったらすぐにお口をゆすぐことができます。
歯の美しさを保つための治療では、自由診療の良い素材のものもありますが、費用を抑えてきれいにしたいと望んでいらっしゃる方が多いです。しかし、保険の治療であってもきれいにできるものもあります。できるだけ費用負担がないもので治療を行ったあと、しっかりケアをし続けていただいて、将来的に、もっと良い素材のものに変えていただいてもいいと思います。無理な提案はせずに、患者さまの価値観に合った治療を行います。
当院には、睡眠時無呼吸症候群の方のための治療用マウスピースがございます。睡眠時無呼吸症候群は、病院に行って調べようと思うと、何泊か泊まり調べる必要があります。しかし、当院では、患者さまがご自宅で検査を行う事が可能です。睡眠時無呼吸症候群かな?と思っていらっしゃる方のご相談も承っています。
当院では、居心地が良い空間になるように努めております。床暖房を入れて快適におくつろぎいただけるように配慮し、お花を置いて雰囲気をやわらげています。
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