としま歯科医院

患者さまのニーズに幅広く応えられるように、どの治療も満遍なくできるように学んできました。

私が以前勤務医として勤めていた歯科医院の院長が、どのような治療もほとんど一人でできてしまう人でした。その姿を見ていて、私自身もそうありたいと思ったのですが、実際には容易ではないことを実感しました。改めて患者さまのことを考えた時に、その院長の姿を見習いつつ、患者さまのお悩みに対して自分ができることをしっかりと行っていくことを決めました。

まずは患者さまと同じ目線でお話を伺うように心がけています。例えるなら自分の親や友人と接するように、歯科医師と患者さまという立場の違いを取りのぞく感覚に近いです。

そうしてお伺いしたお悩みに対して、ご提供できる治療方法をまずは保険診療と自由診療に関わらずにお話をします。そして、お話の中でご予算についてもお話しいただき、少しずつ患者さまのご希望に添った内容になるように調整していきます。

「自分が大切に思う人と同じように接する」これこそが良い治療をご提供するために重要なことだと考えています。

できる限り歯科医院が嫌な場所だと思わせないように配慮しています。歯科医院は、お子さまに限らず大人の方でもできることならあまり通いたくない場所、というマイナスイメージがあると思います。しかし、歯に関する悩みを取りのぞくためにはどうしても必要な場所です。

お子さまにはいきなり治療を始めるのではなく、雰囲気から慣れていただくことで、歯科医院に対する抵抗を少しずつ和らげていきます。最終的には恐怖心をなくして治療を受けていただける状態を目指します。

当院には大勢のスタッフがいます。人数が多い分、歯科医院としてのまとまりを持つために、スタッフ同士でもよく話をするように心がけています。やりとりを大切にすることで、患者さまの情報共有もしっかりと行えると考えています。

小さなお子さまからご年配の方まで、幅広い年齢層がお住まいになる住宅地が広がっています。新宿へも電車一本で行けるので働いている方も多く、栄えているほうだと思います。かと言ってにぎやかすぎることもなく落ち着いてもいるので、過ごしやすい町です。

適度な運動と、食生活には気を付けています。この仕事はあまり大きく体を動かすことがないため、全身の健康維持のために毎日軽いトレーニングを行っています。また、夜になったらできる限り炭水化物はとらないなど、体の内側からもしっかりと健康を維持できるように心がけています。

子どもの成長を実感できる時です。幼稚園の運動会で良い成績を出していたり、子どもの成長する姿を見ていたりすると嬉しくなります。

治療計画の考え方は大きく変わってきたように思えます。これから高齢化社会になっていくため、ご来院いただいた患者さまの症状を一つ一つ治療していくだけでなくて、その方が今後寝たきりになった場合のことまで考えています。もしそうなった場合に、どう対応できるかを考えながら治療計画を立てています。

その都度新しい技術や素材についての知識を身につけることはもちろん重要です。しかし、それに追いつけるように治療計画の考え方もバージョンアップしていかなければならないと実感しています。