歯周病は虫歯と違って自覚症状がないまま進行していくことが多く、気づいた頃にはかなり状況が悪化していることも少なくありません。わかり易い症状としては歯磨きの時の出血があります。その他、朝起きた時口の中がネバネバする、痛みの伴う歯茎の腫れや痛み、舌で歯を押した時の歯のぐらつき、口臭などがあります。歯周病はこれらの症状を踏まえ、事前に予防することが大変重要といえるでしょう。
人それぞれ歯茎の形状は異なりますが、歯垢が溜まりやすい方は歯周病になりやすいです。また加齢とともに歯と歯の間が下がってくるため、そこに溜まった汚れが原因となってきます。食後にブラッシングが不充分である場合も、磨き残しがプラーク・歯石となり、細菌が増殖するため歯周病を進行させます。金冠や陶材のクラウンなどを歯に被せ物をしている場合や入れ歯の方なども、プラークなどが溜まりやすい状態になっています。
歯周病予防としてはお口に適したブラッシングが大切ですが、まずは歯科を利用して状態をチェックしてもらいたいということです。昔は痛くなってやっと歯医者に来るということがありましたが、現代はチェックしてほしいとメンテナンスで来ていただいてくださる患者様も多くいらっしゃいます。このように自分の歯の状態に関して関心を持っていただくことも予防に繋がるといえるでしょう。
歯周ポケット検査はプローブというモノサシを歯周ポケットに差し込み、歯周病の進行度を測ります。この深さが深いほど、歯周病が進行していることを示します。進行度に応じてスケーリングなどの治療を行います。スケーリング・ルートプレーニングは歯科医院で専用の器具を使って、プラークや歯石を除去します。スケーリング後は歯がザラつくため、最後にルートプレーニングで歯の表面をなめらかにして仕上げます。
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