当院では、女性院長が矯正治療を担当し、お子さまはもちろん成人の方に向けて処置を行っています。特に、お子さまには矯正を受けることをおすすめしています。小さいうちから処置に取り組めば、顎の成長する力を利用して骨格をコントロールしやすく、大人になってから行う矯正と違い、抜歯をしなくとも歯並びを整えられる可能性が高いからです。
小児矯正では、床矯正という食事の時などに取り外せる装置を使います。そのため、お子さま自身にやる気がないと良い結果を導くことが難しくなります。そこで当院では、お子さま本人にもよく説明して、やる気を引き出すようにサポートしています。また、装置の色を選んでもらったり、歯並びの模型を見せて治療前との変化に気付いていただいたりして、モチベーションにつなげられるようにしました。
子どものうちから治療をスタートし、成人矯正が必要となった場合でも、かかる費用をその差額だけにして、少しでも気兼ねなく処置を受けてもらいやすいようにしました。火曜、金曜に矯正の相談を受け付けています。お子さまの歯並びが気になる方はぜひご来院ください。
仕上げ磨きなどで、お口の中を見る機会が多い親御さまの中には、お子さまの歯並びを気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし「矯正治療を受けたほうが良いだろうか」と迷った場合には、ぜひ相談にお越しいただきたいと思います。特に、成長期を利用した治療ができるうちに矯正に取り組むことは、抜歯のリスク回避になります。
個人差はありますが、奥歯の生え始めや前歯の生え替わる頃が、相談をいただく時期の目安です。30分ほど時間をかけて、処置の流れや方針、使用する装置、費用についてなどをお伝えいたします。当院のアドバイスで疑問や不安を払拭して、治療を検討するきっかけとしていただけたら幸いです。
小児矯正は、ネジを回して装置を拡大し、顎を広げていく床矯正を行いますが、成人の方にはワイヤー矯正をおすすめしています。すでに顎の骨格ができあがり、永久歯が生え揃った状態では、動かしたい方向にしっかり力をかけられるワイヤーが向いているからです。
ワイヤー矯正の場合、歯の表面に装置を付け続けることになるため、お口元に馴染み目立ちにくい、白いものをおすすめしています。また、どうしても他の方法を希望される方には、そのデメリットをお伝えした上で、納得いただける選択をしてもらえるようにしています。
子どもの時から治療を始めたものの、床矯正だけでは改善できなかった方は、差額分だけでワイヤー矯正を受けていただけます。「早く取り組んだために、結局倍の料金がかかってしまった」などということはありませんので、どうぞご不安なくお越しください。