当院院長は歯科口腔外科を専門に学んできました。歯科というと虫歯や歯周病が思い浮かぶと思いますが、歯の骨が折れたり、腫瘍が出来たりする時に治療する分野が歯科口腔外科になります。院長は、歯科医師国家試合格後、青森県の弘前市にある病院で5年間、歯科口腔外科における臨床経験を積んできました。例えば舌を無くされた患者様には腰や脛から肉を採取して手術いたします。このようなケースは外科の先生と協力して各々の役割を分け、手術をいたしました。口腔癌などが見つかる場合もありますので、そのときは大きい病院での検査をおすすめいたします。
私は大学病院で5年間、歯科口腔外科を担当しており、交通事故で顎を折った患者様や舌癌の患者様など重症の方を診てきました。舌に口内炎が出来たという主訴の患者様を診察すると舌癌だったというケースもあります。大学病院での経験があるので、初期の舌癌や歯肉癌を早期に発見することが可能です。患者様が虫歯か歯周病の痛みと思っていたものが実は歯根の先に大きな膿が溜っていて、大学病院に紹介状を書いたりしたこともありました。何か気になることがございましたら、どんなに小さなことでも相談していただければと思っております。
当院に来院される患者様には「セカンドオピニオン」を聞きにいらっしゃることがあります。治療は終わったのですが「痛みが取れない」とか「歯が痛くて治療に行ったのですがどこも悪くないと言われた」。このような場合は患者様の口内を良く観察します。そうすると虫歯が隠れていたり、虫歯を見落としていたりする事があります。インターネットを見て来院させる患者様には傾向があり、「無痛治療のできる歯医者」というキーワードで検索していただくことが多いです。当院でも痛みに配慮した治療を目指しています。私は患者様に詳しく話を聞きます。なぜ心配なのかやなぜ怖いと思うのかなど、理由をはっきりさせていくことで信頼関係がうまれ、怖さなどを感じずに治療を受けていただけます。疑問点は患者様に症状やお悩みに具体的に聞く事を心がけています。
お口は食べ物の入口です。人間が生きて行く為に必要な事、それは「歯で物を噛む」事です。そんな大切な歯を守っていく仕事をしていると思うと、やりがいを感じます。患者様に痛みがなくなった時、「良く寝られるようになりました」と言われた時、私がやった治療は正しかったと、間違っていなかったと、率直に喜べる事は嬉しいかぎりです。歯科医師になってよかったと思える瞬間です。
当院では初診の患者様に対しては「話をよく聞く」ことから始めます。歯科医師側から見れば奥歯を先に治療すべきであると判断しても、患者様が前歯の治療を優先しているのであれば意思を尊重して前歯から治療を開始します。また、初診の時は「主訴」から対応いたします。患者様が来院される目的を理解して、処置をする事が大切であると考えているからです。しかし明らかに患者様の判断が間違っている場合は、しっかりと話を聞いて、こちらの説明、意見をハッキリと伝えます。例えば前歯が健康にもかかわらず「抜いてくれ」と言われれば、その判断根拠を聞きますし、専門家の意見も伝えます。そうしてお互いに納得した治療をいたします。
当院の近傍には大学があるため、学生の方や女性の患者様が当院をよく利用していただいております。女性の患者様が男性の方と一緒に来てくださる場合や、大学に通ってらっしゃる留学生の方々も多くいらっしゃいます。 歯の痛みは我慢できない痛みです。そのため緊急の患者様もできるだけ受け入れをするようにしています。何か緊急で診てもらいたいことがあればご相談ください。
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