様々ある歯科治療の中で力を入れて学んだことは何ですか?
これまで様々な歯科分野の勉強を行ってきましたが、最近ではインプラント治療に力を入れています。インプラント治療は歯の欠損を補う手段です。欠損を補う治療方法としては入れ歯や差し歯など多様なものが存在しますが、入れ歯や差し歯の治療は違和感が残ったり作り替えたりなどとデメリットになっていることが、インプラント治療では自分の歯を同じように噛むことができるのです。歯の欠損に対して多様な治療方法に対応することで、患者さまの状態により適したものをご提案できると考えています。
初めて来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。
初めて来院される患者さまというのは、ほとんどの場合、緊張されています。緊張したまま治療を行うと痛みを感じやすくなってしまうこともあるので、できる限り緊張をほぐすよう心がけています。なるべくリラックスした状態で治療を受けていただけるよう、院内の雰囲気や歯科医師・スタッフのユニフォームなど、様々な面で歯科医院らしさを廃した雰囲気作りを行っています。このような取り組みを行っていくことで、歯医者に対して苦手意識を持っている方にも通っていただきやすいのではないかと思います。
開業当初と今で変わってきた、と感じることがあれば教えてください。
オープンした当初より忙しくなったこともあり、以前と比べるとご予約いただきにくい状態となっているのですが、急な痛みなど応急的な対応に関してはできる限り行っていきたいと考えています。また、以前と比べるとお子さまの患者さまやお子さま連れの患者さまが多くなりました。今では平日の16時から18時くらいまではお子さまの患者さましかいない日もあるほどです。
歯医者が苦手なお子さまのために行っている工夫があれば教えてください。
お子さまの治療というのは、お子さまのお気持ちに配慮しながら行わなくてはならないと考えています。そのため、どうしても難しい場合は無理やり治療を行わず、お子さまに少しずつ慣れていただきながら治療を進めていくよう心がけています。何度も通院していただく必要があるので親御さまの負担になってしまいますが、お子さまの気持ちに沿わないかたちで無理やり治療を進めてしまうと、トラウマになってしまったり、歯医者嫌いになってしまったりしてしまうので、その辺りを親御さまにきちんと説明するようにしています。お子さまの将来のためにも、お子さまのお気持ちを尊重しながら治療を行っていきたいと考えています。
ユニフォームのこだわりポイントはありますか?
一番のポイントは白衣を着ないということです。歯医者が苦手な方の中には白衣に抵抗があり、白衣を見るだけで緊張してしまうという方もいるのではないかと思います。そのため、白衣を着るのではなく、できる限り明るい色のユニフォームを着て診療を行うようにしています。ユニフォームの色はスタッフがそれぞれ好きな色を選んで着ているので、色だけでも個性が出ていると思います。
休日の過ごし方を教えてください。
最近はもっぱら子どもと遊ぶことですね。二人の子どもは両方とも小学生ですが、上の子は本を読むのが好きなのでクイズを出し合ったりして遊んでいます。下の子は野球が好きなので、一緒に野球をしたりしていますね。
最近、嬉しかったことを教えてください。
最近、子どもと野球をしている時に感じたのですが、子どもの投げる球が以前より速くなっていました。こういった何気ない時に子どもの成長を感じると、嬉しく思いますね。
スタッフ教育で力を入れているところはありますか?
スタッフへの教育の中で力を入れているのは、患者さまへの対応の部分です。親身かつ丁寧に接するのはもちろんのこと、お越しいただいた患者さまになるべく恐怖心を与えないように対応することを心がけています。
健康上、気を付けていることがあれば教えてください。
身体の健康を考えて行っているのは、よく食べるということです。きちんとエネルギーを補給して一定のパフォーマンスをだせるようにしています。
先生の思う歯科医院選びのポイントを教えてください。
自分にとって通いやすいところを選ぶことが大切だと思います。場所の問題、歯科医師との相性、医院の雰囲気などを含めて、自分に合っていると思うところに通うのが良いのではないかと思います。口コミなどを参考にする手もありますが、口コミだとどうしても主観的な内容になるので、感じ方は人によって異なると思います。歯科医院もたくさんあるので、いくつか通ってみて自分に合っていると感じるところを見つけていただければと思います。