アーツ歯科

痛みに対する苦手意識から歯科治療を避け、症状を悪化させることがないように、当院はできる限り治療中の痛みの軽減に努めています。

まずは表面麻酔を塗布し、歯茎の感覚を鈍らせたうえで、電動注射器でゆっくり麻酔液を注入します。その際は35ゲージの細い注射針を使用し、可能な限り刺激を抑えることも忘れません。

また、心理面にも配慮しており、痛みを感じた際はすぐに伝えていただくようお話ししています。スタッフ一同、患者さまが発言しやすい雰囲気づくりを心がけていますので、遠慮なくお声かけいただければ幸いです。

もちろん、事前の問診の際に痛みに対する恐怖心をお持ちかどうかお伺いしますので、ぜひ遠慮なくお話をお聞かせください。その後は患者さまの表情などをしっかり確認しながら、ゆっくり治療を進めてまいります。

当院には、断層撮影できる「デジタルレントゲン」や、実際にお口の中を撮影できる「口腔内カメラ」を導入しています。

デジタルレントゲンは骨や歯をスライスした状態で撮影できるため、より細かく診査・診断をするのに役立ちます。そのうえ、ご覧いただいた患者さまにも伝わりやすいのがメリットです。

また、お口の中の状況をしっかりご確認いただくためには「口腔内カメラ」も欠かせません。鏡では見えない箇所もしっかり目で見ることができるため、患者さまにとってもご自身のお口の状況を把握しやすいでしょう。

これらの設備で撮影した画像は、治療前の説明時に使用します。しっかりご理解いただいたうえで治療を始めると、その後がスムーズに進むからです。途中経過も撮影しますので、ぜひお口の変化をご覧ください。

本来の美容診療は、できる限り天然の歯を残すことだと考えています。しかし、状況によっては削ったり抜いたりする必要もあり、その際はつめ物やかぶせ物で対応します。

当院は、今後「お口の中に金属を入れない治療」が主流になると考えており、メタルフリー治療に注力しています。金属を使用しない素材を幅広く取り揃えていますので、選択肢の一つに加えてみてはいかがですか？

また、より長く天然歯を残せるよう、メンテナンスの必要性についてもしっかり啓発しています。患者さまには日頃できるケアとしてブラッシング指導を行いますが、その際はお口の形状に合った歯ブラシの提案も忘れません。併せて、おすすめの歯磨き粉や清掃補助器具についてもお伝えしますので、日々のケアに取り入れていただければ幸いです。

当院が心がけているのは「できる限り削らない治療」です。そのためには、再発リスクを軽減するためていねいに治療を行うことと、治療後はしっかり予防に取り組むことが重要です。

再治療が必要になるとより大きな処置になってしまうため、治療後は予防を意識し、定期的な通院を習慣化していただければ幸いです。しっかりサポートいたしますので、ぜひ一緒に再発防止に取り組んでまいりましょう。

やむを得ず削った部分の機能性や見た目を維持するため、当院には幅広い種類のつめ物やかぶせ物を用意しました。それぞれのメリット・デメリットを明記したリーフレットをお渡ししますので、しっかり検討されたうえでご選択ください。