患者さんの要望に添うためにさまざまな選択肢を提示します
治療に関する説明を行うときには、視覚的、さらには論理的な説明を意識しています。詳しく説明を行うことで、選択の幅を広くたくさん持っていただくためです。
同様に、お子さんにも丁寧にわかりやすく解説しています。
虫歯になれば痛くなることを、お子さんご自身に理解してもらうためです。
食べ物のカスがバイ菌のエサになり、やがて虫歯になることを物語にして説明しますので、お子さんも最後まで興味を持って聞いてくれます。
そして、その日からしっかりと歯磨きをするようになってくれます。
理解をすることで日頃のケアの意識が変わりますので、大人であってもお子さんであっても、当院では治療前の説明を大事にしています。
治療方針の特徴
恐怖心を与えないよう情報の取捨選択を行います
歯科医院は歯を削ったり、抜いたりする場所というイメージがありますから、恐怖心を抱いている方が多いのは事実です。
しかし、痛い治療ばかりではないことがわかると、恐怖心というのはそれほど抱かなくなります。
麻酔を打つ際に、麻酔について詳しく説明をしすぎることで、逆に痛みを連想させてしまう場合があります。淡々と行っていくことで恐怖心を抱かないまま進められることもあります。
そこは、歯科医院としてケースによって使い分けるところですが、麻酔は打たなければならないものではありませんので、患者さんの意志を尊重して選択しています。
お子さんの場合は、なるべく麻酔をしないで治療を行いますが、どうしても打たなければいけないケースでは、細心の注意を払い、恐怖心を抱かないよう配慮しています。
正義心を持って患者さん本位の診療を
当院では、患者さんの意思を尊重するため、治療方針の説明後に患者さんの求める治療をヒアリングすることもありますが、どうしても決めきれない方もいらっしゃいます。
最終的に「先生にお任せします」と言われる方もいます。
その際には、目の前の治療のことだけでなく、今後のケアや金銭的な問題も配慮して、患者さんに合うと思うものをご提案いたします。その上でやはり別の選択肢を選ばれても結構です。
迷われている部分がどこなのか、遠慮なくご相談ください。
「自分だったらこれが良い」というものをご提案して、双方が納得したら治療をはじめます。
患者さんが主体で、その気持ちをくみ取れるよう、選択肢を広げることを心がけています。
歯の美しさを保つための治療 目標とする色・形になるまで
歯の美しさを保つための治療をひとくくりで説明することは難しいです。
何がきれいなのかは、人それぞれレベルが違うものです。もちろん費やせる金額も違います。
見た目、きれいさ、金額面において、当院が提供できる技術をもって対応するのがよいと考えています。
受診される方が、なぜ、どのような目的でどこまでの結果を望むのか、まずそこをお伺いすることが第一です。それにより、白さひとつとっても、どの程度が良好なのかが違ってきます。
患者さんの望む結果は、患者さんのお気持ちを理解しないとできません。
美しさとは、いつも患者さんの中にあるものです。
できる限り白くしたいのか、自然な白さにしたいのか、今よりも少し白くなれればいいのかを知り、それに対応できる診療をご提案しています。
